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Mrs.Inomata



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旅日記 小話集






昔流に言えば、「古希」。「ろみーご」ご一同と出会ってからでも半世紀経つ。このままじゃ一生は一炊の夢、気がついたら棺桶の中、なんてことになりかねない。

仕事なんぞしている場合ではないよ、残る時間はわずか! したいことしたかったこと、今でしょ、するのは、出来るのは! こう自らに言い聞かせて2年が過ぎた。2年間熱中したのが、桜の古木と世界自然遺産を観て歩くことである。

今回の文集は、その旅の始め、福島・山形の桜探訪の旅日記からちょっとお話を。



1.東日本大震災と桜紀行

東日本大震災が起こった2011年3月、私の世界も変わった。8年間年360日以上を捧げた仕事をきっぱり辞めたのである。自由になればすぐにも、かねての夢「桜紀行」に出る予定であった。

だが、桜の名木の多くが東北にある。未曾有の災害に苦しむ地に出かけて、ボランティアなら知らず、花見でもあるまい、どうしたものか、と迷っていた。

鹿児島に住む友人に

「私がこちらにいるうちに、南の国の桜を観においでよ」

と急かされて、ひとまず九州を一巡りすることにしたのだが、行楽シーズンだというのに、何処へ行っても観光客が見当たらない。乗ったタクシーの運転手が嘆く。

「東北に寄付したいとは思うけど、それどころやない。実は観光客が激減して、このわたしが食べていけんのですよ」。


日本人はむろん、近年は九州観光の中心になった中国・韓国人観光客のほとんどが、予定をキャンセルしたという。原発事故の影響である。そういえば開通したばかりの九州新幹線もガラガラだった。

桜祭りの最中のはずが行く先々、行事はみな中止。準備万端整っていた新幹線の開通祝賀会(3月12日)だけでなく、観光客がどっと来ると期待しての設備投資も何もかもが、水泡に帰したと肩を落とす。

私は決意した。予定通り東北に桜を観に行こう。ボランティアでお役に立てる技能も体力もないが、お金を使うことが地元の助けにならぬことはない。日本中がしょぼんとしていたのでは、東北の復興はあり得ない。頑張ろう日本。


2.桜紀行・東北編-1 ('13.4.19.)

昼前、大きなリュックを背負い三春滝桜(福島県)と置賜の桜回廊(山形県)を目当てに旅立つ。

暖冬続きだったのにこの年は春が寒く、花冷えの19日は関東以北の山々に雪が降った。東北新幹線の車窓からどんよりした景色を眺めながら、未曽有という大震災から1ヶ月しか経っていない地に足を踏み入れることに、正直、不安が一杯だった。

なぜ「桜」なのかしら? 富士山、桜、初日の出。なんとまぁ陳腐だわねぇ。車内のざわめきをぼんやり聞きながら自分に問ってみる。若いころから、動物ではなく静かなる植物のほうに興味があった。

植物でも巨樹・長寿木に、花が美しいのはなおさらに。とりわけ桜は、紅葉の季節でさえ他に混ざって存在が分からないのに、春の初めのほんの短い期間だけ、絢爛の衣装を纏って自己を主張する。千年、2千年生きてなお、極寒に耐え、時違えることなく春に、生きている証を示し、その喜びを謳いあげる。

その不思議、その生命力のすごさよ。私は桜の花を観て自分自身の生きている証を見出し、「生きていく」原動力をもらう。年老いてもなお初々しい生命の花を咲かせよ、とカツを入れてもらうのである。

桜には、けれど、辛い思い出がある。桜をみる度に必ず目に浮かぶ光景がある。しかし、だからこそ、桜花の季節を忘れ得ない、それは40年前の春4月。私は爛漫の陽光の中、療養所に向かう山道をたどっていた。

その両側のソメイヨシノは今盛り、花びらが光と交錯しながらハラハラと舞い、道は果てもない登りであった。肺結核を患って入院する日の朝のことである。

この入院は1年半に及び、結婚5年目にようやく授かった胎児を私の命と引き換えにしなければならなかった。私はこの子を女の子と信じて、密かに「桜子<サクラコ>」と名付けた。

夫にさえこの名は明かしていない。いまだ癒えない心の傷も。春が来ると、この世でまみえること叶わなかった「桜子」に会いたくなって、ひとり花の桜を訪ねるのかもしれない。


3.滝桜  ('13.4.20.)

震災後開通したばかりで満員の東北新幹線を、さまざまの不安を抱きながら降り立った昨夜の郡山駅は、昇降客が溢れ、予想に反してずいぶんと明るかった。

どの店も開いており、エスカレーターも動いているではないか。節電、節電とかまびすしい大阪と大違い。水のペットボトルで一杯のリュックが、急に重くなったのだった。

朝一番、待望の三春に入った。昨日のネット情報では桜は五、六分咲き。そのせいか駅前の観光客の姿は数えるほどだ。町はずれまで約6キロを臨時の滝桜行バスに乗る。胸轟かせて降り立ち目を上げると、神社やお墓のある丘の南斜面にゆったりと枝を広げ、ひとり朝日を浴びて立つ滝桜が、視野一杯にあった。

株元には真紅の椿が咲き小さな祠がある。昨夜来の冷気の中、ここだけほっこり暖かい空気に包まれている。地元の方々に長く大切にされてきたことが伝わってくる。千年もの間じっとここに立ち、度重なる自然災害を耐え、人間の営みを見守り続けてきた滝桜。きっとたくさんの物語を秘めているであろう。

その声を聴いてみたい、保護のフェンスがなければどっしりした幹に耳を寄せてみるのだけれど。その幹は千歳にふさわしくごつごつと深いしわを刻み、いかにもの大迫力なのに、花の何と初々しいことか。滝桜の品種はベニシダレである。

薄紅色の花一つ一つはとても小さくかわいい。それが数知れず咲いて、抜けるような青い空から裾を広げて降ってくる。冬が厳しい北の国ほど桜の花が美しく迫力があるというのは、まさに本当だと思った。


三春滝桜

例年なら人、人、人で立ち止まっては観られないというのが信じられないほど、人影はまばらだった。間近に、また丘の上から、真横から、飽くことなく眺め続けた。この度の地震や原発事故騒ぎもなんにも無かったかのように、滝桜は静かに、でもしっかりと、春到来を告げていた。


4.三春点描   

滝桜を守り育てた三春という町を肌で感じたくて、その日は日の暮れるまで周辺を歩き回った。郊外にある滝桜からさらに足を延ばすと、丘や山が幾重にも重った、その西の向こうに福島第一原発がある。そのせいか車もめったに通らなかった。

道端に腰かけて眺めやると、昨日降った雪の残る山がなだらかに続いてぼんやりと蒼い。近くにはわずかに色めいた山肌のあちこちに、桜が綿雲のように浮かんで見えた。かすかに水の流れる音がする。ときおり鶯が鳴く。山陰に古い家が数軒見えるも、人影はない。

どこからか痩せた犬が寄ってきて、やがて、とぼとぼと去って行った。その後ろ姿に、住み慣れた故郷を捨てなければならなくなった福島の方々の無念が重なって見えた。足元から冷えが登って来て、私もやがてもと来た道を歩き始めた。

三春周辺には日本三大桜の滝桜以外にも見事な桜の古木がいたる所にあり、何でもない家の庭や藪の外れに見事な花傘を広げていたりする。畑の向こうにひときわ美しい桜を見つけてそばに行き、ぼんやり眺めたり、カメラに収めたりしていたら、大ぶりなカメラを提げた同年輩とおぼしき男性が近寄ってきた。

「どこから来たの?」
「大阪です」
「一人で?」
「ハイ」
「ふーん」
「・・・」

しばし無言で私を眺めてから、ぼそりと

「僕だったら、ひとりでなんか、よう出さんなぁ」
「・・・」
「遠くから来たんだ、たくさん写真撮って行くといいよ。気を付けて」
「ありがとうございます。(変なおじさん)」
立ち去る男性を、私は少々ブスっとして見送った。
   

変なおじさんの桜



5.安達太良山のふもとの町で ('13.4.21.)


3日目は本宮、二本松、安達と、福島中通の陽春輝くなかを歩いた。二本松はお城を中心に町中桜で埋まっていた。

安達は、緩やかに裾を引く安達太良山の南麓にある。

このあたりはどこにいても安達太良山が臨め、母に抱かれているような安らぎを覚えた。夕陽に染まりゆくあたりの風景に見惚れて時を忘れていたら、

「こんにちは!」
「こんにちは」
「こんにちは」
口々に元気なかわいい声。下校途中の小学生たちであった。

この子たちの学校も満開のみごとな大木のシダレザクラに埋まっていた。あの声が、今も聞こえてくる。春風の心地よい夕べだった。


安達太良山



6.花見山の物思い ('13.4.22.)

船岡、福島は冷たい雨の一日となった。福島では、行きの新幹線で隣りあった女性が、是非に、と薦めてくれた「花見山」を観た。ここは様々の花木を植えてあり、それがあまりに美しいので持ち主の植木屋さんが春の期間だけ一般に公開しているのだという。

長寿桜・一本桜が目的の旅、クローンのソメイヨシノはあくまで「ついで」が主義の私としては、他に譲るべき単なる観光名所のはずが、電車を降りたらすぐバスが来て、つい誘われるように乗ってしまった。降り立つと、そこには夢かとまがう世界が現れた。

レンギョウ、山茱萸、雪柳、桃に桜に紫モクレン、エトセトラエトセトラ、まさに百花繚乱。晴れていれば色の競演はさぞかし騒々しかったろうが、煙雨に霞む佇まいは得も言われない美しさ。桃源郷とはこういうのを言うのだろうか。

頂上近くの誰も来ない静かな東屋で、ひとり長い物思いの時間を過ごした。晩年を福島で過ごした満理子さんも、この風景を愛でたことであろう。


花見山の春


7.兼続の墓 ('13.4.23.)
 

兼続の墓

いよいよ山形の置賜へ。古木銘木メジロ押しで期待の置賜だったが、数日前にやっと里の根雪が融け出したばかりとか。花は例年に比べ2週間以上遅れていてつぼみ固し。桃も桜も満開の福島から峠ひとつでこんなにも違うのだ。周りを取り巻くさほど高くない山々も、雪でまだ白い。

でも、春はもうそこ。鄙びた家々の庭に水仙の黄色が輝き、所々に残る雪の縁からたくさんのふきのとうや福寿草が顔を出して太陽を浴びていた。

次回の下見に自転車で一巡りして、日程を繰り上げ会津若松へ回ることにした。

しかし、山形県を去る前にぜひ観たいところがある。それは米沢の「直江兼続の墓」。私は歴史小説大好きオバサン、いわゆる「歴女」。

米沢30万石はその昔、太閤秀吉により陪臣にもかかわらず直江兼続に与えられた。後、豊臣政権にとってかわった家康により大減封の憂き目にあった兼続の主君・上杉景勝が移されて城主となり、上杉藩15万石として幕末に至る。

墓は米沢市内林泉寺境内にある。拝観時間は過ぎ、柵がしてあったが、こっそり入り込む。あたりはもうかなり暗い。菊姫(景勝正妻-信玄娘)をはじめ上杉家の夫人や重臣の墓の並ぶ奥に、松、桜の古木と石垣に守られて、兼続の墓はあった。よく見ると、全く同じ形・大きさの館型の墓が2つ並んでいる。

ひとつは兼続の妻、船さんのものだと分かって、胸が熱くなる。船さんが家付き娘で兼続は養子、かつ二度目の夫だとはいえ、やっぱり兼続さん素敵!次回はきっと直江堤にもネと、兼続さんに約束する。

ついでながら、このお寺の隣には明治時代に建てられた重要文化財の山形大学工学部校舎(旧米沢高校本館)がある。ルネサンス様式で英国人のデザインになるという。地震で一部壊れて修復中であった。

上杉神社の宝物殿や石の鳥居なども修復中で、古くに建てられた文化財にはかなり被害が出たようだ。東北滞在中、一日に1回は震度3~4の余震があり、その度に思わず身構えたものであった。


米沢の兼続の墓所



8.中山宿の大欅 ('13.4.24.)

翌朝、米沢を一番電車で出発、もう一度満開の三春滝桜に詣で、郡山から磐越西線で会津若松に向かった。その途中、駅に置いてあった観光パンフレットで、中山宿駅近くに「中山宿の大欅」があると知り、急きょ途中下車する。名のある巨樹は見逃せない。

今回も「杉沢の大杉」、「片倉の大梨」、「高瀬の大欅」などを当初から旅程に入れていた。なかでも、二本松市郊外の杉沢の大杉は圧感だった。真実感動した。高さは50mを越し、樹齢1000年を数える天然記念物指定の端正な一本杉である。

惜しむらくは周辺が大杉を見せるために整備され過ぎていたこと。私の望みは、桜にしてもこうした巨樹・古木にしても、鎮守の森や自然の中にひとり立つ姿と静かに対峙することだから。


杉沢の大杉


さて、その中山宿大欅はどこにあるのか。パンフのイラストでは分からず2時間後の次の電車が気になりだした頃、らしき大樹を見つけた。個人の家の庭に立っていたのだ。あたりの風景にそぐわぬモダンな豪邸に訪いを入れると、同年輩の奥様がどうぞご自由に、と招き入れて下さった。

ご主人が横浜での仕事を終え大庄屋だった実家へ帰郷された由。そこで私は外したメガネを見失ってしまった。電車の時間は迫るし、暗くなって大弱りのところ、奥様が探し出して下さって胸をなで下ろす。

熱いお茶にヨモギもちのおもてなしまで受けて、駅に走った。身も心も温まった中山宿を、決して忘れない。



9.会津若松の名桜  ('13.4.25.)

2泊した会津若松では宿を取るのに難儀した。原発事故から避難してきた人や全国からのボランティアの方々が溢れていたからである。このことがなければ東北に震災があったことなど忘れてしまいそうなほど、会津若松はのどやかな春の日々であった。昨晩、中山宿から会津若松に辿り着いたのは8時過ぎ。今朝は「千歳桜」と「虎の尾桜」を訪ねる。

只見線に乗り「根岸」という無人駅に降りた。千歳桜は‘13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のタイトルバックに使われている「石部桜」と同じ会津五桜の一つ。

いずれも長寿の大木で、花の色や幹の姿に特徴のある、名桜である。洗練されてはいるが線の細い京都の桜たちに比べ、三春といい、二本松といい、置賜といい、東北には圧倒的な個性で迫る長寿桜がそこいら中にある。多くは里近くにあって、ずっと大切に守りあがめられ、また、人の世を見守ってきたことが分かるものばかりである。

こうした古桜は日当たりのよい斜面にあったり、独立樹が多い。遠くからでもあれだ、と分かる。しかし、田舎の道は見た目より遠い。歩いても、歩いても遠ざかる。霜が降りたらしい田圃道をザクザク踏んでやっとたどり着く。「千歳桜」は今までのどの桜よりつぼみの紅が濃く、小ぶりだがあでやかな花だった。

さて、次の虎の尾桜は?と、周りを見渡していると、細い農道を一台の車がやってきて、一人の中年男性が降り立った。今朝二人目の花見客である。

その人は、

「何もすることがなくて退屈してね、会津の桜を撮影して回っている」 

と言って苦笑いをした。原発事故で会津若松に避難して来ているといういわき市の人。今回の旅で出会った数少ない花見客で話かけてきた人は、みな避難中の人だった。

持ち出した唯一の品というカメラは、望遠レンズ付きの超立派な一眼レフカメラ、お願いして記念写真を一枚撮ってもらった。これが、この旅での私の唯一のポートレイトである。 会津若松に戻り、お城はじめ市内の名桜を、灯ともし観る夜遅くまで巡り歩いた。


千歳桜と姥桜


10.「山都」の山の上で  ('13.4.26.)

8日目の最終日は、磐越西線で途中下車して「鏡池の桜」と天然記念物の「野中桜」を訪ね、長岡から上越・東海道新幹線で帰阪することにしていた。

学生で満員の会津若松8時過ぎの電車は、喜多方と山都でほとんどの乗客を降ろし、コトンコトンと出て行った。

「山都」は「ヤマト」と読む。漢字も読みも何だか雅な雰囲気に胸ふくらませて下車したが、学生がぞろぞろ一つ方向に去った後は、駅前にタクシーが1台きり、誰もいない、何もない。

目指す桜は歩くには遠いので、

「鏡池の桜へ」

とそのタクシーに乗り込もうとすると、運転手はにべもなく、

「まだ咲いとらん」

ドアをバタンと閉めると、出て行った。エーッ、次の電車まで3時間もある。


仕方なく、周辺を歩いてみることにする。

山都は飯豊連峰の登山口の一つで米沢の裏側に当たり、阿賀川と一の戸川が合わさって阿賀野川になる合流地点にあると駅前の地図で知る。喜多方から狐の嫁入りで有名な津川への街道沿いらしいが、全く人影がない。両側に古い家の並んだ道を進み大きな橋を渡ると、すぐ山に突き当たった。

上り口に掲げられたまだ新しい「和尚山ハイキング道」という看板を見て、細い道を登ってみた。やはりまだ雪が溶け出たばかり。

地面は薄茶色に汚れているがあちこちにふきのとうが顔をだし、けもの道程度の道の周りには豆ほどの小さな桜の花まで咲いている。何だかうれしくなってどんどん登る。

中腹でふと振り返ると、そこには、それは美しい、優しい景色が広がっていた。

川に沿って黄緑色が柔らかである。柳でもあろうか。周囲の山々も木々の微妙に違う芽吹きの色で染め分けられている。

遠く裾が水色にけむる山は頂が真白に輝いている。北と東から合し西に流れていく川にいくつもの色や形の違う橋が架かってい、それが景色を引き締めている。

中でも目の前のJR鉄橋(後注)は、川面から相当な高さにあり、なかなか風情がある。おりしも小さな電車がごとん、ごとん、と会津若松の方に向かって鉄橋を渡っていく。

遠くかすかに水音が聞こえる。小鳥の声がする。昨日の寒さから今日は一転、うらうらと暖かい、「春だなあ」座り込んでぼんやり眺めていると、三春で遇ったあの「変なおじさん」の声が聞こえてきた。

「僕だったら、ひとりでなんか、よう出さんなぁ」
「気を付けて」

ふいに、涙が出た。


一の戸川鉄橋 < 注: 明治43年築石積製,高さ24m >


2011年は築100年であったことになる。後で知ったのだが、レトロな橋梁として人気のカメラスポットなのだそう。電車の通るのをぼんやり見ていて、「後でカメラ」と気が付いたが遅かった。





Written & Photo taken by Mrs.Inomata

('13.12.09.)

UP






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