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Mr.Takeda



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「音楽との関わり」

Bali Life

アジアで初めて日本でのラグビーワールド カップ開催が
いよいよ近づき ロミーゴの皆 さまには作品集の場を
お借りして、応援のお 願いをしたいと思い投稿させて
いただきまし た
(白文字Clickで PDF-Fileが 開きます)

Rugby World Cup Japan 2019
(こちらの赤文字Clickで、通常の編集がされた頁が開きます)

この記事は、.2019年6月8にMr.Takeda氏からメールで送信されてきたものです。







はじめに

残念ながら文章にするような題材も持たないので、今取り組んでいるチェロに関連して、をなんとか書きあげたので、お暇な方はご一読ください。特に第4部、第5部は本当に面白くもない小生の備忘録なので、お読みにならない方が良いでしょう。



第1部 音樂との関わりを思い出すまま、思いつくまま書き連ね


小学校入学前


当然ながらTVはなし、音楽はレコードで聞くには我が家にはプレーヤーがなかったから、専らラジオからの音楽。笠木シズ子、美空ひばり、バタやんなどの流行歌を良く口にして歌っていた、細い路地を歩きながら大人の歌を歌っていると「上手!」と褒められたのが嬉しかった。

戦後の貧しい時期、それでも若者が集まって青空楽団で天神橋通りの少し広くなったところでドラムなどを叩いているのを見るのも好きだった。ラジオでは日曜日昼の「のど自慢」、月曜日夜だったと思うが「三つの歌」など素人が歌う番組、またプロの歌手が歌う歌謡番組など良く聴いた。

当然ながら童謡も好きで良く歌っていた。いまでも当時の懐かしい童謡は憶えていて、「故郷」「りんごの歌」「お山の杉の子」「月の砂漠」などなど。当時の子供達とは何ら変わらない音楽との関わりであった。


小学校


1年生の担任の先生は音楽を得意とされていたようだ。

小生は何も分からないまま、どういう訳か一人選ばれて、別の小学校に小学唱歌を歌いに出かけることになり、その時は少し寒かったため、お袋が手編みをしてくれた黄色の色を主体に色々な色糸が混ざった編み上げセーターを着ていたが、今から思えば少し綻びもあり確かに人前で歌を歌う折、着る物としては見窄らしく、先生からもう少し良い着る物はないか、家に帰って着替えて来るように言われ、家に引き返したが、自分はこれ以上の着る物を持ち合わせていないのは分かっていたから、そのまま学校に戻ると先生は止むを得ず了解され、その着物のまま別の小学校まで歩いて出かけた。

講堂のようなところで小生は暫く待ったが、先生はどこかに行かれて、確認をされたのか、どうもその催し物は日が違っていたらしく、そのまま何もすることも無く戻ってきた。

この事は小生にはどういう訳か今でも鮮明に思い出す出来事であった。当時我が家は戦後間もなく貧乏であり、こういった行事に綺麗な洋服を整えられるほどの余裕もなく、子供心に親にも内緒であった。

お正月には講堂に全校生徒が集合し「年の初めに」を斉唱してお祝いを行った。 2年生の夏には取り立てて何の楽しみもないので、学校が演芸会を催し、校庭に簡易の舞台を作り、りんごの歌を使って、女の子が踊り、男の子が歌う行事を催した、この折は何人かの男の子と一緒に歌った。

4年生では教室のオルガンではなく、ピアノのある音楽教室へ移動しての音楽の時間であった。

これは音楽とは無関係のお話しではあるが、階段を登って音楽室に移動するおり、当時小生の靴は所謂ゴム一体成型のズック靴で、校庭で走り回って遊ぶと、この靴は当然水分を吸収しないから汗が溜まり、土ホコリとともに、誠に汚い状態、それを受け持ちの若い女性の先生は、小生が階段を上がると後から上がられて、丁度先生の目と鼻の先にそのズック靴が位置することになり「臭い!!」と言われた、ただそれだけの当たり前のことだが、やはりどういう訳か記憶に残っている音樂室への移動時の出来事。

これも我が家の貧乏を表しているか、当時の良い靴は所謂布地で作られた編み上げ靴であり、これであれば恐らく汗も吸い、それ程汚くはならなかったであろうと思われる。


中学校


1年生の入学を終えて、恐らく1週間もしない時に、音樂教室に30名程の新入生が集められ、行き成りクラブ活動として音樂をやらないかとの勧誘。

小学校の遊びは当時盛んであった野球で小生はソフトボールを公園に集まりやったものだが、中学校でのクラブ活動に何をするかのイメージは特に持っていなかったので、何となく音樂も楽しいかとその場で入部を決定した。音樂教材として管楽器が略揃っている。

後になって判明したことだが、1年先輩に音樂好きがおられ、その方はフルートを吹いておられたようだが音樂教諭に頼み込み、ブラスバンドを翌年の新人狩りをして立ち上げようと目論見をされたということであった。

楽器は教材として、管楽器はトランペット・トロンボーン・ホルン・バス、木管楽器はフルート・クラリネット・アルトサックス、打楽器に大太鼓・小太鼓など、音樂教室後の倉庫に沢山収納されていて、一応の担当楽器は決められ、1年間はそれを確り習得しようとした、小生はトランペット担当であったが、全く要領を得ず、開始して1週間程は全く音が出ず、スースーと空気の抜ける音だけ、楽器本体からマウスピースを外して、先生が例を示すべく当てた唇に息を吹き出すことで唇がブーブーと振るわせ、これが本体を通ると綺麗な楽音になることがやっと理解出来、その後は正に取り付かれたように練習に明け暮れた。

当時ジャズが大流行りでサッチモがハイノートのトランペットを吹き鳴らしていたのに憧れた。

何の期待も持たず親父にトランペットを買ってと願ったら、今までとは違って少しは家計も余裕が出たのか、青空楽団があった、天神橋五丁目交差点の北西角の木造3階建て旅館、パン屋、その隣に楽器店があり、小生は恥ずかしかったが大阪人特有の買い物は全て値段交渉ということで値下げして購入してもらった。

思いもよらないことで正直嬉しかった。2年生になるとクラブ活動も少し余裕が出来、担当楽器だけでなく、教室にある楽器全て、お互いに操作を教え合って習得していった。

小生はその中でもベニー・グッドマンのクラリネットが気にいったようで、良く吹いていた。サキソホーンも中々面白い音色の楽器と好ましかった。という訳で教室の楽器は全て何なりか吹奏出来た。

クラブの発表の場は今のようなブラバンコンテストが有る訳でもなく、体育祭開会式の全校生徒入場行進のバックグラウンドとして、「君が代行進曲」「クワイ河マーチ」など、対して多くはないレパートリーの行進曲を息切れ切れに吹奏した、廻りからはまたチンドン屋が始まったと揶揄され、行進の足もリズム感不足で乱しがちだったが、何しろ唯一の発表の場、それなりの満足感はあった。

また先輩に連れられて中之島公園で大阪市吹奏楽団、消防庁吹奏楽団あるいは阪急百貨店吹奏楽団などの音樂をプロムナードコンサートと称してよく聴きに出かけた。

また大阪府立体育会館に色々な中学校が集合して朝比奈隆指揮、関西交響楽団のクラシック生演奏を聴かせてもらった、ズッペ作曲の「軽騎兵」が演奏され随分と感激した。

3年生になり10月の体育祭も終了すると、クラブ活動は終了、引退。ただ小生は放課後の時間を家に帰って高校受験の勉強をする気に中々なれず、音樂教室の隣の用務員室から楽器収納庫のキーを借用して、一人で主に音のやや小さめなクラリネットを吹いて楽しんでいたが、学年主任の理科の先生によく見つかり、「帰れ!」と度々怒られた。


高等学校


高等学校では今度は中学と違って運動クラブに入部しようと考えていた。というのは中学時代体育祭などで100M走などを行った後、気持ち悪くなり吐き気を催し教室の隅で休まねばならない状態であり、これは間違いなく伸び盛りに運動不足と感じていたからである。

当時正田美智子さんのテニスブーム。右に倣えで入部するとおよそ80名もの新入部員、4面しかないコートで、ネットの外で、飛んで来もしない玉拾い役。経験者でもなく、その他大勢ということで一度もラケットを手にすることなく3日間で退部。中学時代一緒にブラスバンドをやった友人も同じ高校に入学し、彼も初めからこんどは運動部と決めていたようで、ラグビー部に入部した。

テニスを止めて放課後は暇だったところ、彼から誘いがあり、正直ラグビーの厳しさなどなにも知らないで、親父はそんな厳しいスポーツ出来るかと聞いただけで、兄貴も柔道をやっていて、家族からは特に止めろということもなく、活動開始。初めは例の走ると気分が悪くなる状態で随分と他の部員には迷惑をかけた。

ランパスと称してグラウンドの端から端まで、楕円ボールをパスしながら何往復も繰り返す、走れなくなって途中で倒れ校舎の脇で休息を取ることが度々。

誠に厳しい練習であった。ということで高校時代は音樂クラブ活動を離れたが所謂芸術系の選択科目に書道・美術・音樂があり、これは迷わず音樂を選択(大学入試に絵の試験があることなど当時は知るよしもなかった)、担当教官は木川田 誠先生で二期会に所属されていたプロのバリトン歌手であった。

一週間に2時間、1時間目は挨拶の後、先生のピアノに合わせて歌を歌う、印象に残った歌は「オーソレミオ」で、原語で一人ずつ生徒の前で歌う、声替わりをして以降、まだ楽器を触っていたので、声の方は疎かになってしまい、昔は良く声が出ていたと思うが散々な出来。

2時間目はレコード鑑賞の時間、これは皆の素晴しい休息の時間、クラブ活動、あるいは他の授業に疲れて眠ってしまってもOK、誠に良き息抜き。

小生はクラシックを聴くことも嫌いではなかったので、居眠りもせず、割合真面目にレコードを聴いた、ベートベンの交響曲、シューベルトの未完成交響曲など、色々な交響楽団あるいは指揮者で聴き比べなどもして頂き、今までどちらかといえば歌謡曲・ジャズ・吹奏楽を聴くのが主であったがクラシックも随分と興味が湧いた。

そんなことでまさか大学の学科に絵に関わった科目を選択するとは思わないので所謂図画工作は嫌いではなかったが、小さい頃小中学時代は好きな得意科目でもあったが、高校時代は全く手付かず。


大学


浪人してこの最後の受験機会に失敗したら大学は諦めと親から言われていたのが、中学3年生の美術担当の先生が

「お前は団子鼻だな、ワシの如く高い鼻にするには鼻咬みの時、上へ引き上げるようにしろ。 ところで、お前、高校は決めたか?大阪の工芸高校に行け」

という言葉があったが、全半は人の欠点を論って嫌な教師と思ったが、後半の言葉だけは有り難く拝聴し、これに押されて、意匠工芸を選択、何とか引っ掛かり大学生活を送れることになった。

親父は中学の時に脳梗塞で倒れ、それ以来工業高校を出た兄貴が親父の仕事を引き継いで、正に兄貴に学資を出してもらった形、当然家業の手伝いをすることを約束に通わせてもらったが、高校時代にラグビー部を退部し、大学ではラグビーをやるという友人が同じ大学に学部は異なるが入学し、またラグビーに熱心な先輩が居られ、高校時代のラグビー経験者の入学はそれ程ないので、この先輩に熱心に執拗にラグビー部入部を勧誘された。

小生は家業を手伝うということで、いわゆる学生アルバイトもしない約束であったが、どうしてもラグビー部入部の勧誘に抗しきれず、母親だけの了解を無理矢理得て、親父兄貴には気がつかれないように、またまた大学でラグビーをやるハメになった。

幸い属するリーグはそれ程強いチームはなく、合宿は不参加、家業手伝いに忙しい時の練習不参加などあまりにも手前勝手な条件を飲んでもらってのことであった。大学では出来るだけ絵を描く時間を取ろうとして、クラブ活動はまさにサボりサボり。

音樂との関わりは大学生活では余りなかった。1回生の教養科目に大講堂での集合講座で古楽のオラトリオ聖歌のレコードで聴かせてもらう講義があったのが唯一音樂との関わり。

初めて聴いた音樂でこういった種類の音樂もあるのだとその折は感激した。またドイツ語の教授が最後の授業で日頃鍛錬されているヴァイオリンを聴かせて頂ける機会があったが、小生この折、多分抜け出してラグビーの練習をしていて聴くことが出来なかった。

ラグビーのコンパでは飲んだ勢いに任せて、大声で応援歌を歌い青春を謳歌した。学園祭などではダンスが盛んであったが小生は壁のシミで音樂に載って踊るのとは程遠かった。

これは余談であるが、小生の入社に関連して、会社引退後、秩父の宮ラグビー場で元会社のラグビー同好の3人が試合観戦中、たまたま入社の話が出て、判明したことであるが、大学に面接に来られた会社の方はやはり芸大でラグビーをやられていて、

「お前が入社したのは正にラグビーを大学でやっていたからだ、絵の描ける人間は同期に一人居れば充分、後の人材は何れ程潰しに耐えられるかだけだ」

ということであった。

また4月に大学での面接後、6月に横浜まで出かけて、会社役員との面接があったが、この折、

「ラグビーをやっていてデザインが出来るか?」

と、当時副社長だったやはり元ラガーマンから質問があり、

「ラグビーは一回のパスで相手防御を抜く非常に華麗な、美しいプレイが求められる、デザインも当然美しいものを求めていく、従ってラグビーをやっていてもデザインは出来る」

と詭弁を弄したが、面接が終わり、当時既に新幹線は走っていたが、東海道線の帰りの急行電車の中で、これで面接は間違いなく落とされ、入社は出来ないと思いながら家に着くと、既に会社から電報が入っていて、入社決定の知らせを受けた。

ラグビー仲間からお前は“ビスのデザイン”をやりに行くのかと冷やかしを食らった。

余談の余談であるが、現在ラグビー全日本代表のヘッドコーチを務めるエディー・ジョーンズ氏がTV番組で全日本代表の狙う戦術について話され、

「狭いスペースでの速いパス廻しで相手を抜き去りトライに繋げること」

であり、

「一つのパスで相手防御を素早く抜き去るのは非常に美しい」

という発言を聴いたが、小生が入社の役員面接で話したことと全く同じ思いを持っておられることを知り、心が晴れ晴れ晴れとした、詭弁を弄して入社したとずっと後ろめたい気持ちがあったから。


会社独身寮時代


学卒を集めた独身寮が勤務地近くにあり、何かと地方出の事情の良く分からない新人の面倒を見てもらう形で、先輩と二人で部屋を共有したが、その同居の先輩がクラリネットを持って居られ、たまに夕方などに吹奏されていた。

中学時代に吹いていて、しかもどちらかと云えば熱心に練習した楽器なので、厚かましくも吹かせてもらっていいかお願いしたところ、いない時に勝手に使用していいよと有難いお言葉。

しかもこの先輩は東京に実家があり、通勤の都合上独身寮に入居されたということで、土曜日、日曜日は良く実家に戻られ、借用出来る時間が充分にあった。

そんなことで、また好きな楽器演奏が全く苦労することなく可能になった。

また他に楽器の好きな方が住まわれ、リコーダーが良く聴こえていたが、非常に上手でプロかと思われるほどであった。

また同じデザインの仕事をする同期の人も同じ独身寮でギターが随分と上手で、ギターの名曲「アランフェス」を部屋で聴かせてもらったりした。

結婚後 娘が生まれ、義理の父親母親から孫へということでアップライトピアノを買って頂いた。当時日本も少しずつ豊かになり子供にピアノを習わせるのは全くどこにでもあることであった。

この折ピアノ販売営業にお話しすると、ピアノの他に社内販売で安く楽器が手に入るということで、娘と一緒にピアノ練習するかとも思ったが、迷わずフルートを合わせて購入した。総銀製で今では随分と高価な楽器であったが、奥さんにも無理を言って買ってもらった次第。

フルートを選んだ理由はただ一つ、色々な吹奏楽器の中では間違いなく最も音が小さいその理由だけであった、何しろ会社の社宅の中で演奏するのであり、近所迷惑は最も配慮しなければならないから。

フルートはまた中々吹奏するのに難しい楽器で澄んだ音が得られず、濁ったスースーと息の抜けた音から脱却出来ない、その意味からも取り組むべき良い楽器であった。当時ランパルが第一人者、日本では吉田雅夫がTVなどにも出演し、また教育TVでは講座もあった。

その後ベルリンフィルのカラヤンと分かれたフルートの主席奏者が来日するようになったのがアイルランド人のジエームス・ゴールウエイ。ランパルを上廻る力量で高音から低音まで素晴しく太い澄んだ音を、誠に素早い超絶技巧で演奏し、来日毎にコンサートに出かけるようなことであった。


定年退職後


何か趣味的な事でも始めないと時間を持て余して大変なことになるかと思われたが、幸いなことに現役時代からの森林ボランティア、陶芸、木工など暇潰しにはなった。

山梨小屋に移動する車の中で義理の弟にもらったヨーヨー・マのバッハ チェロ無伴奏組曲CDを聴くうちに、自らもチェロを弾きたいと思うようになった。

フルートはずっとやってはいたが、段々息が弾み、歯も甘い物好きで歯茎が悪く、抜け始め、もはや吹ける身体ではなかった。

弦楽器、特にヴァイオリンはどういう訳かあの甲高いキーキー音が好きになれなかったが、チェロの音域は楽器の中でも人間の話す音域に最も近いと言われ、好ましく思っていた。

また楽器の中では座った演奏ではあるが、腕肘指を使い、身体を動かすには良いかと思っていたところ、たまたま新聞にヤマハの「大人の音樂教室」のコマーシャルが出、体験教室を開催するということで出かけた。

弦楽器は触れるのも初めてであったが、なかなか興味のある楽器だと思われ通うことに決めた。一週間に一度程度は人ごみの中に出るのも良さそうとも思った。

いざ始めてみるとこれが中々の難物、先ず音程が取れないのが最大の難点、今迄色々な楽器に触れてきたが、これが最も音程を確り出すのに難しい楽器であると小生には思われた。

また確かにフルートにしろ、クラリネットにしろ、少々の雑音は自ずと加わってこれを克服するのに苦労がいるが、チェロは間違い無く弓の動かし方で他の弦に触れるための予想外の雑音が出てしまい、これらの克服もまた大変、こんな状態ではあるが、開始以来日記のように教室で習ったこと、起きたことなどをノートに記載し、物憶えが悪く、忘れ安くなった頭を少しでも補おうとした。

2004年以来9年経過するが、いまでも音程は定まらず、雑音は出る、指が動かないなど課題だらけではあるが、楽器を演奏する楽しみを充分に与えてくれる楽器になりつつあり、家族近所の迷惑も顧みず、今後も継続して行こうと思っている。

楽器は途中でヤマハのサイレントチェロの中古品をレンタルし、ある金額まで達すると自分の持ち物になる制度を利用し、いまや我が家での練習に欠かせない楽器になった。 

何しろチェロは胴体の大きい分発生する音も相当大きいので間違いなく近所からクレームが来るところ、音量がアコースティックチェロの1/10程度であり、これなら左手弓使いと右手弦の指押さえ練習には充分答えてくれる。

アコースティックチェロは娘と奥さんが買ってくれた。やや高い買い物ではあったが、やはり本物のチェロがないと、本物の音も出せないので有難いことである。

専ら山梨小屋に置いてあり、あちらに行けば確り消音器も装着しないでギーギー楽しんでいる。

先生からも一生のお付き合いと言われたが、確かにこれからも身体が許す限りは継続して付き合って行こうと思っている。



第2部 チェロに関わる詩、俳句、童話、話しなどの拾い集め


チェロを背負う人

斉藤 恵美子 あるきだす言葉たち(朝日新聞より)

漆黒の光沢のあるチェロケースを 等身大の影のように 背負いながら 階段を降りる人。

木で包まれた たっぷりとした空洞の たてる音を 耳におもう 月曜日 演奏の 核心は 音ではない 情念なのだ そう言ったのは どの大陸の ヴァイオリニストだったろう ならば音から情念を 除くと 何が 絃にのこる? アルペジオーネ・ソナタが ふと 彼女の背中で 彼女だけを 抱きとる音色で 響き始めてしまいそうな そんな ゆるやかな足取りを 遠い沈黙を 見送るように しずかな気持ちで まだ見ている。


草萌や 赤子の眠る チェロの箱
    唐澤 南海子


芭蕉忌や バッハのソナタ 無伴奏
   NHK俳句投稿歌、課題“芭蕉忌”


法華経 宥和の思想   人をして楽を作さしめ 衆の妙音を持って  歓喜の心をもって歌唱し 一の小音をもってせしも 皆已に仏道を成せり

セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治童話集より抜粋)

ゴーシュも口をりんとむすんで、目をさらのようにして楽譜を見つめながら、もう一心にひいて います。

「おいゴーシュくん。きみにはこまるんだがなあ。表情ということが、まるでできていない。おこるもよろこぶも、感情というものがさっぱり出ないんだ。それに、どうしてもぴたっとほかの楽器とあわないもんなあ。いつもきみだけ、とけたくつのひもをひきずって、みんなのあとをついてあるくようなんだ。こまるよ、しっかりしてくれないとねえ」

  頭ひとつふって、いすへかけると、まるでとらみたいないきおいで、ひるの譜をひきはじめました。

譜をめくりながら、ひいてはかんがえ、かんがえてはひき、いっしょうけんめいしまいまでいくと、またはじめからなんべんもなんべんも、ごうごうごうごう、ひきつづけました。

「ゴーシュさんは、この二番めの糸をひくときは、きたいにおくれるねえ」

ゴーシュははっと しました。

たしかにその糸は、どんなに手ばやくひいても、すこしたってからでないと音がでないような気が、ゆうべからしていたのでした。

「ゴーシュくん、よかったぞ。あんな曲だけれども、一週間か十日のあいだに、ずいぶんしあげたなあ。十日まえとくらべたら、まるで赤んぼうと兵隊だ。やろうとおもえば、いつでもやれたんじゃないか、きみ。 いや、からだがじょうぶだから、こんなこともできるよ。ふつうの人なら死んでしまうからな」

チェロ発表会に参加した方の打ち上げで紹介された、タクシー運転手とチェロのお話し


第1話、少し若い方がタクシーにチェロを乗せて発表会会場までお願いし、車が動き始め、運転手の一言

「これはヴァイオリン?」

これでこの方は運転手と言葉を交わす気になれなかったとのこと、あの大きな重いチェロを運んでいる者にとっては、誠に思ってもいない質問で誠に残念なこと!


第2話、生徒の中で最高齢の方がタクシーにチェロを乗せると、タクシー運転手が話し掛けてきて、

「何歳からチェロを始められたか?」

との質問に

「75歳からで今82歳、都合7年間やっている」

との答え。

「それはお幸せ!」

ということで、

「この会場にいる我々チェロを習っている人全員が幸せな人である」

との結びの言葉で盛大な拍手。




漢字並べ(横書きです、注意願います。)

 只坐擦弦   対自脱自   共振交響   世界音宙   吾唯聴足   有琴有書   載弾載読   字文消憂   弓弦清心

 朝夕安居   操弓弾弦   一弓百趣   聴福心福   犬馬難画   鬼魁易描   凡事徹底   手押弓擦   転迷楽音



第3部 教室の発表会、プロ演奏会の感想など


2009年9月5日 ヤマハ銀座仮店舗ホールでの先生の生徒が一同に会したチェロ発表会


会場到着リハーサル開始の5分遅刻。直ぐ我々のリハということで楽器をケースから取り出し、音合わせもなしで舞台へ。ほんの数小節を1~2回演奏、ご挨拶をして退場。

本番まで時間があるので楽器をケースに収納、他の皆さんのリハを聴く。独奏の人もいて、あの素晴しいバッハ「無伴奏チェロ組曲 第1番プレリュード」を演奏する若者がいた。

やはり若いうちから始めないとダメかと少しやる気を削がれる印象はあったが、それを理由に止めというのはこの高額楽器のことを考えると有り得ないので、その気持ちはそっと心の中に閉じ込めておく。

本番前楽器をケースから出していると娘夫婦、孫が聴きに来てくれた。

いつも演奏会では頭が真っ白になって途中中断を起こすが、今回は舞台が同じフロアで直ぐ前に聴衆がいる状況で、変な引っ掛かり音が出ないようにだけ注意し、何とか頭は白くならず演奏出来た。

演奏を終え、舞台から離れようとすると、孫が花束を渡してくれ、まさかと思い感激。この大物チェロの荷物が持ち運び大変だから孫に花束を返し持って帰ってもらったが、皆さんからはちゃんと持っておけばよかったのにと言われてしまった。

孫は「じいにそっくり」と言われ、ややさみしいが「かわいい!」とお世辞で無く言ってもらえ、これも感激。


発表会後の打ち上げの会食では先生と同じ席でイタリアンを頂き、帰宅。狭い会場ではあったが充実した発表会であった。


2010年4月10日 アンサンブルフェスティバル2010


  於、すみだトリフォニーホール大ホール

ヤマハ大人の音樂レッスンに通っている生徒の色々な楽器の一同に会した演奏会、小生はチェロアンサンブルとして総勢80名のチェロを習っている色々な世代の人が集まり、事前に2回合同練習して本番に臨んだ。


16時10分受付開始、リハーサル、席は合同練習の時に決まっていて、小生はC―11で直ぐ左隣は若い男性、右隣は中年の女性、順序よく整列点呼受けいざ会場舞台へ、演奏する3曲すべてを終了まで合奏練習出来た。

会場にはまだ観客はいないが、どういうわけか左手ポジション取りが上手くいかず途中中断、他の2曲はキーキー音を出してしまったが、何とかなった。

礼の仕方(実際のコンサートではコンサートマスターが立つだけ、礼も指揮者だけだが)退場の仕方などを確認して楽器ケース置き場まで退出。その後会場で他の楽器のリハーサルを聴く。

サックスアンサンブル、ポップスオーケストラとビッグバンド。流石にビッグバンドはトロンボーン、トランペット、アルト、テナーサックスが舞台一杯に勢揃いして迫力一杯のリハ。

ソロもテナーサックス、トランペット、トロンボーンが立ち上がり吹奏したが、これは先生方の演奏と直ぐ分かった。

本番は6時55分、改めて整列点呼を受けやや薄暗い舞台へ、楽譜とチェロと弓を持って入場、所定の位置に着席し、少し狭い印象だったので椅子をやや後に引いて体制を整える。指揮の先生が入場し、起立、礼(指揮者だけ)着席。いよいよ本番。意外と落ち着いていて先生の指揮棒が良く見えた。

指揮棒に沿って略練習でやってきた感じで演奏、只少しやはり上がって硬くなっていたのか、「白鳥」のヴィブラートは左手の動きが随分とぎこちない。

「マイウエイ」「ロマンス」はなんとか終了。

これが3回目の発表会ではあるが、観客が1300名も入った大ホールでの演奏は初めてだが、緊張の少ないリラックスした演奏が出来たように思う。ポップスとビッグバンドの本番演奏を会場で聴いたが聴き比べて、弦楽器の拙さが目立ち、弦楽器演奏の難しさを感じた。

ただ老若男女が心を一つにして演奏し、観客(ほとんどが家族か関連の人達と思われるが)が聴いてもらえ感激。また2年後楽しみに練習に励もうという気にはさせてくれただけでもOK。ガンバ!家族の迷惑も顧みず!!


2010年11月6日 大森スポーツセンター小ホールでのチェロ教室発表会


9時40分到着、暫く他の生徒のリハーサルを最後尾の席で先生と二人で聴く。我々は4名で「アベマリア」「オーバー・ザ・レインボー」と生徒全員の合同演奏で「川の流れのように」を演奏。

リハでの独奏では昨年5年目で早くもバッハ無伴奏第1番プレリュードを奏した若者に注目、今年はバッハ無伴奏第3番プレリュードを1年間練習して発表会に臨む。

母親のチェロに息子のクラリネットの合奏、父親のチェロに娘のピアノ合奏など家族での合奏が素晴しく羨ましい!!


本番演奏は残念ながら良い演奏とはいかなかった。

まず頓いたのは調律、今回はピアノの伴奏付きなのでピッチは442ヘルツ、小生は高めの音が余り好きになれない、特に最も高い音のA弦のギーギー音がまだまだ美しくないので日頃は440ヘルツ程度の少し低目で練習していたので、今回演奏の途中でチューニングを先生に幕間でやっていただく不始末。

たとえ日頃下げていても本番で442ヘルツに戻す、あるいは今後いずれ442で演奏するのであれば耳慣れを期して、442で練習すること。


「アベマリア」は最初のピアノ伴奏の拍数が良く把握出来ていなくて1拍3連音符の長さを聞き取れぬまま始まり、メロディーと確り縦線が揃わない、また音程もかなり不安定。

1拍遅れの出だし部分でも自信無さげ、音量も不足。1パートを良く聴いて合わせようと努力すると小生は出遅れの印象、この状況が最後まで尾を引き、満足出来る演奏にはならなかった。


演奏会では音の弱さよりもクリアーさを確り出した方が良い演奏に聴こえる、そのためにも左手弓の小さくひ弱な動きではその通りの音しか出せない、大きくゆったりした弓の動き大切。移弦の折に余分な不要な音を出さない注意など反省。


「オーバー・ザ・レインボー」 前奏のスピードは良く把握出来なんとか出だしはOK。スラーの移弦がスラーではなくなる箇別の音注意。

すんなり演奏でタップリ、ゆったりの演奏にならなかった。


「川の流れのように」 合同練習のリハを昼食に出たためサボってしまい、いきなり本番、しかも小生は1パート担当であるが、2、3パートの所に着席し隣を聴きながらの演奏とはならず、四面楚歌の状態、余程の練習がされていないとダメな印象、67歳の年も影響??!


打ち上げは品川、5500円の飲み放題。

木曜4時クラスの5年目、8年目、若い人の5年目の人達と席を作る。先生も教え初めて5年目、若い人達の能力は素晴しい、バッハのプレリュード、ブラームスのソナタなどを演奏される。


くじ引きがあり「当たりの4番」、先生に何か質問をという突然のお話し、小生は6年目、若い人が5年目でこれでは老兵は去るのみか、と先生に伺ったところ、先生からは小生の練習記録ノートのことを話題にされ、既に書き留めて5冊にもなったが、これは正に先生が最後に模範演奏された「夢のあと」ということで大受けに受けたが、正に夢のあとにならないよう正夢にしたいものである。

あの無伴奏を弾いた若者が席に来たので、高音部の安定的な奏法を聞いたが、当たり前に出来ている人には質問にならなかったかも。

それにしても彼は多摩川河原の丸木橋の下でいつも練習をするそうで、楽器は借り物で太陽に当てても大丈夫とか、素晴らしく響きの良い所とのこと!!これからも彼は頑張るでしょう。

楽しい打ち上げ、先生もこれが為に教室の発表会を主催するとのこと、かなりお酒が進んでいると思われたがお顔は確りお話し合いに夢中、結構でした。

来年はさらに良いホールをいうことで、飲み代をホール借用代金に廻せば高級ホールも借りられそう。


2011年8月27日 川崎ミューザ市民交流室でのチェロ教室発表会


朝9時に集合、リハは二重扉で防音性充実、しっかり予備練習は出来た。

本番「目覚めよと呼ぶ声あり」は何とか演奏出来たが「Ich liebe dich」では途中でどういう訳だか右手弓棒に震えがきたが、何とか2パートの16分音符で連携のミスがなかったとは言えないが、頭が真っ白で演奏不可ということにはならないで演奏終了。

本番演奏順序は生徒で一番達者な若者と先生の華やか「リベルタンゴ」合奏の後で、それでなくとも見劣りするロートル仲間の演奏で全く厳しい演奏であった。

全体の印象では独奏の人が本当にこのレベルで人前での独奏をするのかと思われる方もいたが、個人で人前で上がらず演奏出来れば、最高だろうな。

チェロ冥利に尽きるな!!と思う。更にこの達者な若者の加勢を得てチェロ4重奏に挑戦したグループもあった、なかなか素晴しいこと。また来年に向かって練習に励みたい!


2012年9月8日 太田文化の森 多目的室でのチェロ発表会


今回は10時30分から早速リハーサル。椅子が会場と同じ事務椅子というよりは宴会用の小綺麗な椅子、座高が少し高くピン長さを調整するのに一苦労。何しろ会場入口には椅子が2脚のみ、全員が座って調整出来ないので予め概略合わせのみ。会場の中には全員舞台袖でも待機用椅子は用意してあるが、ここでは前のグループがリハーサル中、余りガリガリと弓弦を擦れない。

ここでも更に微調整してリハーサルへ。弓の張りも良いものかと思いながら、確かに本番途中で演奏の合間に調整している人がいたが、突然ほとんど弓弦を合わせる暇もなく、演奏開始。正にぶっつけ本番のリハーサル。

やはり出だしは揃わない。先生が余りに酷く揃わない時はストップをかける、また我々演奏の時は観客席の一番前の席でタクトを振るからということで、リハーサルはほとんど不本意の状態で終了。

都合の良いことにそのまま1階の音楽室で11時から30分間の事前練習が可能。本来ならリハと順序が逆。

熊谷さんがお知り合いのヴァイオリンの先生のお話しでは演奏前にガリガリと弓と弦を出来るだけ大きく鳴らして弓と弦それと本体もこれから演奏に入るという準備態勢を取らせておくことが大切ということで、他のグループもひと組一緒に練習するということだが、今回は遠慮なくガリガリ大音を立て、通しで4回程途中コーラス部分と3パートがいつも揃い難い第40小節付近を繰り返して、最後に1度本番のつもりで演奏して練習終了。

また5階のホールで楽器を保管の上他の人のリハを聴く。


我々はプログラム16番目、13番目が終了したと同時に楽器を取り出し、廊下の控え場所に移動、この間に弓の張り、ピンの長さを外の廊下にある椅子で実施、前のグループ演奏が終わり、入れ替わりで我々が舞台袖で待機、もう一度念の為弓張りピン長さを調整、直前のグループの演奏が聴こえて来る、中々素晴しい演奏と思ったら先生が第2パートを受け持ち生徒さんとの2重奏であった、良く聴こえるのは当然か!


いよいよ我々の演奏、席に着くと意外に照明がリハの時と異なり譜面にスポットが当たり楽譜が透けてしまい良く見えない、確かにお隣の楽譜は紙質によるのか本当に見づらそう。

先生が急いで厚紙を用意してくれて演奏開始。今迄発表会では途中頭が真っ白になり、ダウンしてしまうのが通例だが、今回はメロディーで途中脇に逸れてしまうこともなく、ただ残念なのは亀井さんと二人でメロディー演奏の折、巻き上げがあり、良く揃わない部分があったが、先生が我々の直前に席に陣取り確り3拍子のタクトを振って頂けたので、何とか最後迄やり直しなく、演奏し通せた。

我々のグループとして今迄の練習状態から推測すれば良かった演奏といわざるを得ない、只他のグループと比較してどうかと言うと良かったとは残念ながら言えない、

まだまだ練習しないと個人で演奏される人達特に若い人達は明らかに難しい曲に挑戦されているのが明確。

また女性のお年寄りグループ、若いグループも確かに困難な曲に立ち向かわれているのが聴いていても分かる。

他の人の演奏を評価出来る身ではないが、最後3名の演奏はブラームス ソナタ イ短調を各々第1楽章から第3楽章を分担されて演奏、先生は特に大学卒業コンサートでこれを取り上げ演奏され、15年振りに演奏されたとか、伴奏の先生も大変難しい曲でナーバスになりましたと言われていた。

男性陣は少し音程にズレ、練習不足の印象があったが、先生は確かに今迄に見たこともない形相での熱の入った演奏、練習中のお手軽お手本とは違った厳しい演奏であった。

全員演奏が終わりケータリングを依頼しての缶ビール、ワインなどの宴会、各演奏グループでテーブルを囲み、先生も加われて話が弾む。

次はカラオケを借りて合同練習しようとか、今の教室の空き部屋を借りて追加練習しようとか、次回取り組む曲は出来るだけ早く決めよう、取り敢えずピアソラをやろうとか威勢が良い。

こんな形でお客様は呑みながらバックグラウンドミュージックの発表会も異色で良くないかなど取り留めもないお話しが弾んだ。


2012年11月11日 サントリーホール ヨーヨー・マ演奏会


娘と二人で聴き感動。客席は略満席、我々の席はA席(16000円随分高額)だが1階最後列の一つ手前、2階席のせり出しの直ぐ下で音響的に良く聴こえるかと心配したが、ヨーヨー・マのチェロ、キャサリン・ストット(英国女性)のピアノ二つの音が十分に弱く小さい音から大きな強い音まで聴きとることが出来た。

演奏スタイルは体形に見合った(身長180CM程度か)ピンの長さはかなり長くピンの床位置は椅子に対して随分と遠く、長いトーンの演奏では身を背中側にのけぞらしチェロの胴体が胸よりお腹の上に載っているような印象、足は流石に良くチェロの左右胴体を確り挟み込んでいる印象。

CDの写真で彼のバロックチェロの演奏場面があったがピンがなく両足をくの字に曲げてチェロの胴体を載せて挟み込む保持の仕方と良く似た印象。色々な足の指示形態を見るが彼の形が本筋か。

彼は大柄な体形のため十分右手弓がA弦をその先端でも捉え、しかもそのA弦に対する弓角度は確り直角が保持されており、たとえA弦に弓先端が位置している場合でもまだ肘肩に余裕が十分有り、高い音の曲の最後で段々弱くデクレッシェンドしていくにあたっても最後の弓先端を十分にコントロール出来る。

右手弓の形態は略全般に渡り手首を曲げた形で十分姿勢を保っている。手首だけが特に左右に柔らかく動く形は無く、肘、肩、肩甲骨全体が柔らかくしなうように、全く無理をしていない。


   演奏テクニックとして気づいた所は

①弓を太鼓の撥のように特にC弦を叩くような演奏があった、左手は弦を押さえそれが音程変化のために弦上を移動してしかもそれが右手弓の叩きと合わさっていて、言わば太鼓弦側を左手で振れながら右手弓撥で叩く形での演奏。

②G弦D弦では弓を一方向に動かしながら弦を弓で小刻みに離して非常に速いパッセージを演奏

③非常に小さな弱い音と非常に大きな強い音が当然ながら我々のレベルではない、我々を1とするとその5倍以上も開きがあるような差を表現する、右手弓の弦押さえ圧力差と弓の使用位置が十分にコントロールされている。

④波打つような右手の上下動で分散和音を演奏する柔らかさ

⑤充分なハイポジションを音程が狂うことなく的確に弦を押さえる左手

⑥ヴィブラートの左手動きの素早さ、その動きは、今迄小生がそれ程多くは無いが聴いた演奏家の中で、どの演奏家よりも速いヴィブラートで、しかも一定にあるいは途中で終わるそのメリハリが良く、音一音一音に微妙なニュアンスが生まれていた。

ヴィブラートと云えば単に音の振るえと思っていたが違った印象。

ラジオのクラシック音楽番組の解説で超絶技巧と称して16分音符にも細かなニュアンスのヴィブラートを入れて演奏するヴァイオリニストが演奏した音楽を紹介していたが、そこまで細かくヴィブラートを掛けているとは思わなかったが、それに勝る確かな豊かなヴィブラート演奏

⑦ヴィブラートを掛ける音掛けない音の仕分け、同じ高さに音の中でどの長さ位置 でヴィブラートを掛けるか、音の頭部、中間、音の終わり(これは余り無さそう)音全体に渡ってなどの明快な使い分け

⑧弓と弦の関係で見れば、基本的に各弦に対する弓の角度はきっちりと直角を保持し右手弓を移動させる。弓元から弓先まで返りも同様、きっちりと安定して角度を保つ。

我々は弦を移動する度に角度が変わり最悪のケースでは他の弦に弓が触れてしまって結局雑音を生成してしまうミスを犯してしまう。

さすがにヨーヨー・マはあの困難な超絶技巧を要する曲集で今回の演奏会では雑音と思われる音は一度も発生せず、我々の耳には届かなかった。

⑨4弦の断面方向(弦の直角方向)での弓角度も一定しており、これがぶれて他の弦の音を出してしまうミスなどありようがない演奏テクニックは流石にこれまでチェロを習い始めて何人かのプロのチェリストの演奏を聴いたがそれらを上廻る技倆で音の感情が間違い無く抜きん出た印象。

曲目はほとんどが始めて耳にするような曲ばかりであったが、遅い速い強い弱いが色々と取り混ぜて良く聴かせてもらった。

ストラビンスキー、「イタリア組曲」、バレー音楽「プルチネッラ」器楽2重奏、ヴァイオリン/ピアノ版、チェロ/ピアノ版、洒脱な曲想、チェロの技巧を生かしたアレンジ、チェリストの愛奏曲、3つの小品ロボス・ピアソラ・グアルニエリ、ファリャ「7つのスペイ民謡」、フォークロアに基づくモーリス・マレシャルのチェロアレンジ、メシアン「世の終わりのための4重奏曲」より第5楽章、「イエズスの永遠なることへの頌歌」単独でチェリストの大切なレパートリー、ピアノは16分音符和音を淡々と奏し、事実上チェロの独奏による果てしないモノローグ、ブラームス「ヴァイオリンソナタ第3番ニ単調op108チェロ編曲版、ピアノはオリジナルと同一、チェロはオクターブ下の音、ほとんど微妙な修正のみで変わらない。


演奏途中驚いたことが発生、楽曲途中で、素早く弓を弾いて途中音楽を止めたところ、その弓の強さ(弾く強さ)が弦に伝わり、更にチェロ胴体下のエンドピンが胴と床固定位置の間で共振していた、娘もこれに気がついたようで、今迄何回かチェロ演奏会に出かけたが、弓を弦に当てその弾く力でエンドピンが共振しているのは見たことがない。

弓が弦を擦ることで弦が振るえ、ペグ(糸巻き)とテール・ピースの間で振動を繰り返す、これが弦楽器の音の発声のメカニズムではあるが、この共振は確認出来るがエンドピンの振るえ迄は知らなかった、新たな発見。

アンコールはクライスラー「愛の挨拶」後半部ピアノとの掛け合いで旋律が響く曲というよりピアノの伴奏で終了。

ピアソラのタンゴ風、ヨーヨー・マの十八番。

最後にサンサーンス「白鳥」小さく弱く奏する所と大きく強く奏する所の重量差は素晴しい、ピアノが最後に分散和音を奏するがチェロは長いトーンを段々小さくして最後に全く小さな音でそのオクターブ下の音をピチカートで最も小さく演奏、中々素晴しい白鳥!およそこの曲はチェロコンサートのアンコールで良く演奏されるが、今迄聴いた中でも最高の白鳥か!!!


2013年8月31日 大西先生の生徒の発表会

 品川文化センター 東急大井町線荏原中延駅が最寄り駅。9時からリハーサルを開始、我々は10時40分から45分まで5分間の舞台でのリハーサル。沢山の空き時間は他の人のリハを聴かせてもらった。

我々常に練習を一緒にしている男性2名女性4名のグループの本番のフォーレ「シチリアーノ」残念ながら小生の主メロディーは何とかなったが(前半の1/3)、変調してからの部分はもう一つの本来はピアノであるが今回はチェロが受け持つ旋律を担当する3パートとしっくりいかない印象。

出来るだけ大きな音を出そうとすると余分に弦を引っ掛けてしまい、散々、最後の部分の小生担当のアルペジオでもロクに出来ない無残な演奏。

他の合奏メンバー全員がこんな印象で、演奏会後に催す打ち上げの会は反省会ということであった。

演奏会参加の方の演奏で注目したものを上げる。

若い男性(以前の発表会ではバッハの無伴奏組曲第1番 プレリュードを見事に弾きこなした生徒の中で第1人者と思われる人)が「G線上のアリア」を独奏されたが、夜勤が3日連続し、練習不足で申し訳ないと打ち上げの席で述べられていたが、ポピューラーな曲でも練習不足のまま舞台に上がれば残念ながら高音部で音程がずれ、リズムも取れない、ヴィブラートも適切に入らない、まさにアマチュアの弾き初めのような演奏になってしまった。

やはり日頃継続して練習していないといけないのだとつくづく感じた。

先生は「練習時間は確り成果に現れます」と言っておられたが正にその通り。

余談だがTVでマリア・カラスが取り上げられ、彼女も「修練と勇気、あとはゴミ」との発言があったとか、一流のプロといえども常に練習を怠らなかったとのこと、ましてや我々素人は当然のことであろう!!

そのほかにアンサンブルで素晴しいと思ったのはクンマー「2本のチェロの為のソナタ Op22より第1、3楽章」 舞台で上がる様子もなく、自信を持って軽やかに、素早い曲を楽しげに演奏された。

また大西先生の産休の臨時講師を務められた先生を含め3名で演奏された「G線上のアリア」先生が3パートを受け持たれ低音の8分音符にもひとつずつヴィブラートを効かせた演奏で下パートを支えられると、中間部・主メロディーとも良く聴こえるものだと思った。

先の独奏でのG線上のアリアよりも素晴しい演奏であった。確かに独奏の自由に速さ大きさを設定し、誰にも邪魔をされることのない、一人の世界に入れる演奏。

各パートに分かれ合奏することで音楽を全員で創る楽しさはどちらも楽しみであり、素晴しいものではあるが、小生はなにしろ頭が真っ白になり途切れても他のメンバーが演奏していて音は鳴り響いている合奏の方が無難と思われる、いつかは演奏会で独奏をと願望はするが?!

打ち上げは東急池上線旗の台 昭和医科大学17階タワーレストラン。

見晴らしが素晴らしく横浜のランドマークタワー、東京のスカイツリーが確りと見渡せる。

反省会のおしゃべりの中で3パートの方がアルペジオをピッチカートで弾きアルコで旋律を弓で弾こうとしたら、弓を張ることを忘れていたことに気が付き、慌ててまた次のアルペジオで弓を張ったが、これがまた不十分だったとのこと、結局中盤以降のピアノ旋律をチェロで演奏する聴かせ所が弾けなかったとのこと。

誠に残念!!小生も細かいところでほとんど練習成果を発揮出来ないと反省の弁をのべたところ、大切な3パートの方もこの有様では全体の演奏は推して知るべし、無残な出来。

5パートを担当された女性からは小生の音は綺麗な音でメロディーを弾いてもらって、その女性は今回の合奏では迷惑を掛けてばかりだとの小生のお褒めの言葉と反省の弁。

小生の音は何もそれ程美しくもなく、まだまだ修練が足りない、女性陣はお一人を除いて皆さん現役だから練習時間が不足しているだけ、特に気を付けることとしては左手で確り弦押さえと、右手でしっかり弓と弦の直角を守ることは心掛けているとお返しした。

3パート担当の男性は弓と弦の直角保持のための治具を作成し、楽器に当てて弓を弾く練習をしたが残念ながら幅が不足して、弓がしっかり左右に動き辛かったとのこと、直角をしっかり守るという思いは同じで心強く感じた。

また練習時間について発表会前は午前2時間、午後2時間の計4時間練習とのこと、小生も確かに発表会前の時間は同じぐらいであった。

小生はまた練習開始前に音階練習を30分程掛けてやっていると述べたところ、女性陣からはそんなに音階練習に時間は掛けられない、疲れてしまうという意見だった。

これらの反省点を踏まえ、また頑張って練習しいつか再挑戦しようということになった。

最後に大西先生を補助されたピアノの先生からのお話し、チェロを通じて父娘・母娘あるいは他の人との交わりが楽しめることは素晴しいこと、是非とも継続して欲しいとのこと、またヴァイオリンの先生はヴァイオリンを習っている生徒さんはチェロとの合奏を望まれている、是非ともチェロだけの合奏ではなく、ヴァイオリンとチェロの合奏の発表会を催すように大西先生にもお願いするとのこと。

また明日からギーギー雑音を立ててやるしかない、取り敢えずの目標は75歳までの5年間?あるいはラグビーワールドカップの開催される2019年まで残り6年間?取り組む曲はやはりなんといってもバッハ 「無伴奏組曲第1番~第4番」第5番、第6番はやや特殊な弦調整を必要とするので、今度の先生は「そこまでやれれば充分でしょう、頑張りましょう」と教室でも取り上げてもらえるとのこと。

今までに何回か楽譜に一部本曲が現れたが、我々の技倆が未だ其処まで到達していないと思われ、取り組まないできたが、今回の先生は前向きである。

家族には好きなことだけやって迷惑が掛かるが、大西先生の言葉「練習は確りそのまま成果に表れる」とあの高名なマリア・カラスの言葉「修練と勇気、あとはゴミ」を信じて頑張ろう!!
                 



第4部 発表会向け「シチリアーノ」練習記録


2013年3月7日演奏会の曲目選定、

「シチリーノ」とビバルディーの「アレグロ」が候補で「シチリアーノ」に決定。「アレグロ」は速すぎて手に負えないため。

ルネッサンスからバロック期のイタリア シチリア島の舞曲といわれている8分の6拍子付点音符のリズムが特徴的な短調の音楽。20世紀フォーレによりチェロとピアノのために作曲。


3月14日 チェロアルバムの「シチリアーノ」 指使い練習、

4月4日  先生が6パートの分かれた楽譜作成、パート分け決定、伴奏のアルペジオは弓持ち替え困難で短いアルコで奏法決定、その分メロディー担当は大きな音で演奏。

4月11日 付点のリズム確り取る、出だし確り自信を持って出る。アルペジオ部の左手スムーズに、押さえの手の形を身体で憶えること、音程ハズレ注意。

4月18日  全半部おさらい終了、次回最終まで終了予定。メールにて先生の演奏受領

5月2日  右から1~6パートに配置替え、スピード8分音符=114は少し速過ぎ、目標とし、100でゆっくり目に。アルペジオは急ぎ過ぎず、メトロノームと合わせる。

5月16日 全体を通して演奏、途中縦筋が合わないが何とか最後まで終了。転調部1、2パートは3パートのメロディーを生かすため弱めに。

5月30日 転調部3パートと1、2パート対等に確り歌い響き合うこと、付点のリズムで3拍目8分音符は音符長さ通りに確りたっぷりと、5、6パートは通奏低音の如く、長い音の音程重要。8分音符=100は演奏が少し重くなる、114目標を是非軽やかにやりたい。

6月13日 全体通し練習何とか最後迄行ったが、お互いに弓の動き等全く見ないで流してしまうのは良くない、弓の動き、呼吸など確り掴んで出だしを合わせること。アルペジオ部はもっと小さい音で奏し、メロディーを生かすため弓は指板の上近くで弾く。

6月20日 メロディーと分散和音のバランスが悪く、アルペジオはピチカートに方針変更。

6月27日 大西先生最後のレッスン、ピチカートでメロディーは良く聴こえる、高音部のピチカートもっと強く。77小節以降最後の聴かせ所、アルペジオのリズム取り確り。

7月4日  山口新任先生の初めてのレッスン、全体通し練習、メロディー最初のレ音確り出る、分散和音の最初は小さく徐々に大きく最後の音強調。

舞踊曲であり3拍をひとまとめの2拍子の雰囲気で音作り、付点の最後の音は余り強くはしないで長さは確り保ち、2拍を意識して次の3拍の頭を確り強めに。FからPへの移行滑らかに。

4、5、6パート和音の響きを聴かせるためビブラートなしの平らかな弾き方。

7月11日 転調部の重点練習、ロングトーンはビビらず、弱くなり過ぎず、弓が踊らず、単調さを継続するようにフラットに弾く、3パートはピアノ演奏部分を担当、しっかりリズムを刻み余り大げさには歌わない、最初のロングトーンを持続させるような響きで。

1、2パートと合奏する時、移弦時のバタバタ感が表れる、移弦は重音を弾くイメージで無関係な弦側をほんの少し持ち上げて弾く(移弦のスラー表現)出来るだけ滑らかに。

1、2パート一人ずつ分担は方針変更、但し出来るだけ小さい音で、弓の手元は使用しないで弓先から中間の所で弾く。最後の所最も重要、1、2パート分散和音ピチカートリズムを崩さない。

親指は指板に添え人差し指1本で弾き分け最後の音のみ強くするため親指離れても構わない。

1、2パートで音頭取りの足踏みバラバラ、基本的に足踏みリズム取り止め。本番で上がることのないよう、練習で確り経験。


4部音符=100は少しゆっくり、104で練習、114目標。

7月18日 メロディーを確り把握するため、全員で中間部を含めてメロディー演奏

7月25日 教室借用し、各自のチェロを持ち込み自主的補講実施。

   8月1日  13時30分集合、教室借用しての自主的補講実施。

8月22日 13時30分集合、教室借用しての自主的補講実施。

8月29日 13時30分集合、教室借用しての自主的補講実施。

9月1日  チェロ教室発表会 本番



「シチリアーノ」練習途中での指摘事項

スピード8分音符=100~104でゆっくり目に練習、8分音符=100では演奏が少し重くなる、114を目標に是非軽やかにやりたい。

  メロディー最初の出だしのレ音確り出る、舞踊曲であり3拍をひとまとめの2拍子の雰囲気で音作り、付点のリズム確り取る、付点の最後の音は余り強くはしないで長さは確り保ち、次の3拍の頭を確り強めに。FからPへの移行滑らかに。

4、5、6パート和音の響きを聴かせるためビブラートなしの平らかに、聴かせ所は確り出る。

  アルペジオはピチカートで、急ぎ過ぎず、左手スムーズに、押さえの手の形を身体で憶え、音程ハズレ注意。

最初は小さく徐々に大きく高音部のピチカートもっとも強く。

77小節以降最後の聴かせ所重要、1、2パート分散和音のリズムを崩さない。

親指は指板に添え人差し指1本で弾き分け、最後の音のみ強くするため親指は離れても構わない。

転調部 3パートはピアノ演奏部分を担当、しっかりリズムを刻み余り大げさには歌わない、最初のロングトーンを持続させるような響きで。

1、2パートと合奏する時、移弦時のバタバタ感が表れる、移弦は重音を弾くイメージで、無関係な弦側をほんの少し持ち上げて弾く移弦時のスラー表現。

1、2パートは出来るだけ小さい音で、弓の手元は使用しないで弓先から中 間の所で弾く。

3パートと1、2パート対等に確り歌い響き合うこと、付点のリズムで3拍目8分音符は音符長さ通りに確りたっぷりと、5、6パートは通奏低音の如く、長い音の音程重要、ロングトーンはビビらず弱くなり過ぎず弓が踊らず単調さを継続する。

  お互いに他の人の弓の動き等全く見ないで流してしまうのは良くない、弓の動き、呼吸など確り掴んで出だしを合わせる。


1、2パートの足踏みバラバラ、基本的に足踏みリズムは止め。


「シチリアーノ」(発表会プログラムに掲載の解説最終版)


ルネッサンスからバロック期のシチリアの舞曲といわれ、8分の6拍子付点のリズムが特徴的。

スピード8分音符=114を目標に軽やかに。

3拍をひとまとめの2拍子の雰囲気で。

アルペジオは急ぎ過ぎず、徐々に大きく。転調部はしっかりリズムを刻み大げさには歌わない、弓の手元使わない。

3パートと1、2パートは対等に響き合い、ロングトーンは弱くなり過ぎずフラッ トに。





第5部 大人の音樂教室で教えて頂いた日のノートから誕生日近辺の抜粋


2004年5月20日 14:00~14:30

大人の音楽教室 無料チェロ体験レッスン初めて参加、横浜駅西口有隣堂ミュージックサロンサンサーンス「白鳥」を先生の演奏で聴く。

「演奏出来るように目標としたら」との奈良先生の言葉。

使用楽器はヤマハのサイレントチェロSVC―100(198000円)SVC- 100Sセット(248000円)アコースティックチェロとはネック・指板・糸巻・絃は同じ、共鳴ボディーはなし。

音は1/100のエネルギー、アンプ・スピーカーで音量確保。

レンタルは新品260400円、中古で123900円 3ヶ月~20ヶ月支払い


体験教室で習ったこと

チェロ楽器を持つ姿勢

・椅子は座の半分程度に腰掛ける

・背筋は出来るだけ真っ直ぐにウエイトは足に掛ける

・少し前傾、腰骨にウエイトが掛かるようにし、さらに足に掛ける

・上部糸巻が首上部頭との凹みあたりに触れる印象、強く当ててはならない

・ネックは首には触れないように

・共鳴ボディー上部裏側がミゾオチ近辺にエッジが(ウラ面ではなく)当たるように

・両足は一度前に出し、ほぼ直角から少し引き気味に上げ。関節凹み部分に載せるように押付け

・楽器本体はエンドピンを強く床に押し付け、床との角度が60度程度に保持する、どちらかといえばかなり寝かした印象で保持する。身体の両足・胸の3点とエンドピンで支持する。



 一番 最も低い音 太い4番絃   ド

 二番 低い音   中間3番絃   ソ

 三番 やや高い音 やや細い2番絃 レ

 四番 高い音   細い1番絃   ラ

  オーケストラで調整する音程 5度の間隔

ピチカート

 右手人差し指で絃を上向きに弾き上げる。親指はネックの側面に添える

ドードードードー    4拍

ドド ドド ドド ドド 2拍  左手で絃を押さえ音を止める。

ドードーレーラー、ドードーレーラー 左手止めで繰り返し

フロッピーディスクの音楽に合わせピチカートの伴奏演奏

弓の持ち方

・左手で弓中央を支えて持ち、右手で引き上げる印象で持つ

・一度握ってしまい、さらにその形で引き上げるように持ち上げる

・右手を弧の形に作る、その時親指、中指、薬指は丸める、各指の関節が角ばる形を取る

・親指は角を出した状態で当てる

・人差し指はやはり折り曲げた形で弓棒のシルバーマークあたりに当てる

・中指、薬指はほぼ真っ直ぐ伸ばし関節を曲げないで大きな面積部分に添える

・小指は自然に添える形

・手首は決して逆反りにならず、弓を絃に落とし、力を全て弓にかけるように、手で力を入れて擦ることはしない。即ち手首が逆くの字にはならない

・弓の弦(つる)は目で見える程度に斜めに保持する

・絃に体重が掛かるように腕、手首を介して絃に乗り掛かる、全体重がここに掛かる印象

・肩は定規と鉛筆で線を描くように肩を中心に左右に動く形、胴体を保持した姿勢を保ちその状態で左右に弓を移動させる

絃を弓で奏する

・ソーーーー ソーーーー 4拍で弓の元から弓の先までかなり早めのスピードで弓を絃に手前に押し弾く

・2拍で弓の元から弓に先まで前回の2倍のスピードで

 ソーー ソーー ソーー ソーー

・ソーー ソーー 弓の半分までを使用して2拍 弓の元~弓の先へ、また弓の先から弓の元へ

繰り返す  ⊓ Down ⋁ Up  楽譜上の弓の移動記号 ダウンは弓を手前に引き。アップは弓を前へ押し出す、混乱しないように注意方


2004年6月10日(木曜日)14:00~15:00 生徒4名で開始

入会金 5250円 教材費 1470円x2冊 月謝 9260円

メイン教材 Cello PMS Yamaha Pop Music School 1  A リズムの取り方の練習

 B 左手の指使いの練習

 C 両方を合わせた基礎の練習

  P6 Lesson1~6(P36)までページ進行にとらわれずに進める

右手の動き練習 1ヶ月

左手の動き練習 1ヶ月

  開放弦 音を上げるため左手は下に下げるー音の上がりと逆のイメージで若干の戸惑いあるが、親指はネックの裏側で強くは押さえないこと

番号1―人差し指 番号2―中指 番号3―薬指 番号4―小指(楽譜上での左手指表示)

    両方合わせた練習 3ヶ月

エレクトリックチェロのSW類

 本体側 ボリューム 12時の位置程度 あまり大きくしない

     1段目 エコーを効かせるSW

     2段目 ノーマルな音

     3段目 メインSW

 スピーカー側 メインSW オン オフのみ

弓 始める前にまず弓を張る

  中央部で1、5センチメートルくらいの巾、小生は人差し指縦幅がほぼ1,5センチ

  余り強く張りすぎるとBAWが折れるから注意


楽器の構え方

エンドピンを楽器から引き出し、その長さは後ほど自らに合った長さに決める  椅子の半分より前に掛ける。

 足幅は肩幅程度  足首かかとはすね側に少し入る位置 首の付け根に糸巻 両ヒザで支える程度 胸に楽器本体を当てる。

右手のBAWの握り 出来るだけ自然な形で

 右親指は角の位置 くの字に曲げる

 中指、薬指は面に当てる印象 伸ばしたまま

 人差指はシルバーの位置でやはりくの字に曲げる

 芋掘りをしてそれをそのまま自然に引き上げた形

右手の動き

 肩肘の動き 肩は固定、肩の関節、肘、手首で弓長さの動きをつくる。弦を弾く位置は駒と指

板の間で固定する

 弓の先を左手先端で持ち、右手で弓に沿ってずらす、それが即ち右手の移動範囲を示す

 この動きを各1~4番弦で試みる

 余り弾くことに意識をし過ぎると肩、上体が一緒に移動してしまう。肩位置は動かさず、肩関 節、肘関節を動かすこと

 右腕の高さ位置は移動幅より思った以上に大きい、ほとんど腕の動く範囲で移動させることに なる

 1弦から4弦までの弓の動き角度は以外に大きい

 駒の上側形状が即ち弓うぇお弾く場合の移動角度を示す、たとえ1番 4番になっても弦に対 する弓が直角程度 その位置関係を保って次の弦に移し変えていく しっかり最後を止めて 弾く

 しっかり切り取ることが今は大切 将来的には逆に滑らかな継なぎも当然必要になる がこれを上手く演奏するためには、まずはしっかり音を切ることが大切  しっかりとBAWを強く押し出すこと大切 余り極端に弾き出すことにはならない

 あとは流 れに乗る印象でよい

 肩には力が入らぬように 脱力は常に心掛ける。


2004年7月15日 見学の方は始めなかった 従って生徒は5人

 右手の体操

 弦の位置と右手の弓の角度

  1番弦は肘を余程高くあげないと角度が保てない

  2番弦も同様、肘をかなり高く持ち上げ必要、

 3番弦、4番弦は逆に脇を固めるように閉める印象

なにしろ隣の弦を弾いてしまおうが、音が汚かろうが身体で右手弓の動き覚え込ませること大切肘だけ(肩を止めて)上げ下げした時、手首、2の腕には力がはいっていない、身体の重量を各腕に余分な力を入れず保ちながらその重力を弦に持っていく

1番弦を弾く時、足元が十分引かれた正しい姿勢でないと、弓の先が膝より出てしまい、弦に対して、直角にならない。弦に直角になるよう、右手の肘、手首、脇のお互いの位置関係を正に身体に覚え込ませてしまうこと。

演奏する前に最初に各弓の先を1番弦から4番弦まで置いて、右手で弓をなぞり弓の角度、肘、脇、手首の動きを、身体を動かして憶える。

チェリストの演奏はいかにも身体全体を使って演奏に乗っている。それを身体で表現している態度に見えるが、これが即ち身体の動きで演奏するチェロの演奏特徴そのものである。

しっかり保持することで右手がしっかり自由に動こせることが大切。

教則本 P19 ② 開放弦 1番弦 2番弦 3番弦 4番弦 3番弦 2番弦 4拍を4界繰り返し 1,2,3,4としっかり拍子を取る、足を使用すると楽器がしっかり保持出来なくなり、それが気に掛かるので、口は使っていないので、1、2、3、4を口でとなえることにする

教則本 P14②➂

全音符と2分音符の組み合わせ 全音符4拍で全弓幅使用、 2分音符2拍で全弓幅使用、従って 4拍の場合の2倍の弓スピード

P14④➄➅

4分音符 弓は半分を使用 ダウンアップの繰り返し、ダウンアップで弦位置を変える

    P14➆

2分音符と4分音符、2分休符の組み合わせ 最後の休みで元へ弓を戻し、繰り返しの準備をしておく

弓のスピード切り替えしっかりと 音楽は自分のリズムだけでは成り立たない、他の音との合わせガ大切、その時リズム拍子を良く耳で聴き 拍子の終わりをしっかりと止め、次の動きに繋げる。リズムを聴き、自ら合わせることは非常に大切。基本である。

2005年7月14日 小生の目出度くもない誕生日

音階練習 C dur 「ザSCALE 集」 音階の一覧表を頂く、これによると最後のD音はなく、C音を繰り返して後、下降音階に移る。

音階練習 D dur  その次のG durと指示聞き間違いを起し、ほとんど混乱状態、拡張の人差し指を良く伸ばすこと、その他の234指は自然な状態で可能、左肘の動きを加えることで拡張の指形態がスムーズに広げられる。

第2ポジションの練習 教則本P15 Exercise 12、13

第2ポジションへの移動練習 教則本 Exercise 4 途中第2ポジションへ移動し、次に第1ポジションに戻す練習

教則本P27 Exercise 8 第2ポジションへの移動と第1ポジションに戻る練習、合わせて強弱を付ける練習、fがしっかりしない、A弦での圧力、弓長さのバランスが悪い、返りのpのダウンボーがガリガリという強さも不足、但し先生の強弱も先週始めて聴いた時よりはハッキリメリハリがついていない印象で受け取った。

やはり弓は直角ではなく、斜めに弦に当たっている、先生はヴァイブレーションを使用されるためpの音が美しい、弦の当たりが柔らかいためか。

シンコペーションの練習 教則本P27 Exercise 5 練習不足が祟り上手に出来ず。

8分音符の位置で素早くダウンボーで弾き、返しのアップボーで4分音符の充分な長さを取る、4分音符に充分な長さを確保することで音が強く表現することが可能となる、即ちこれがシンコペーションである。

チェロはこういった強さ弱さを右手の弓の動きで合理的に表現出来る、感覚的に身体の動きがマッチングしている印象である。

レパートリー P16 「エーヅルワイス」 出だし最初の♯ファ 第2ポジション 1指人差し指 音程の安定必須の音、次のミ音も音程注意、第1ポジションに戻ったシド音注意、拡張指のシ音、同じくミの音音程注意。次回低音部も含めて合奏。


2006年7月19日

7月14日から18日まで山梨小屋は雨にたたられ、御蔭様でたっぷりチェロ練習出来た。

音階練習 Cmajor3オクターブ、高音部音程不安定、開放弦は全員音が同じなので、ボリュームが非常に大きく聴こえるが指押さが必要な音は音程の高低差異が大きく、音程が安定しないため、こもり音が発生し、良く聴こえない。高音部は音がか細く、4拍の長さも振れが生じている。

Dmajor3オクターブ、C弦、G弦での拡張指押さえ時と親指位置とD弦A弦のノーマルな1ポジションでの親指位置の差を意識し、押さえること。

ほんの少しの左手親指移動距離ではあるが、早めに1~4指より移動させたい。

Gmajor3オクターブ、やはり高音部4ポジションでの音程不安定。

教則本P2 練習曲B2 弓の位置の使い分け

弓先Sp(Spitze)、弓中M(Mitte)、弓元Fr(Frosch)を使い分ける。全般に渡っては同じ音量の音を出すこと。

従って弓先では右手人差し指で弓側に圧力を掛ける。練習曲4小節目で弓中に戻す時、弓が弦から離れるが、この後の着弦の折、弓が弦上でバウンドしたり、また変なガリガリ音を立てぬよう注意。

弓長さの1/3を目安に十分な長さを使い分ける。

休止符で休みの折、次の音のたけの、ガリガリ音を出さない。基本的に休みの時、弓は弦から離さない。第1小節に戻って繰り返しも弓中、弓元へ返す時も同じくガリガリ音、弓のバウンドがないこと。

弓位置の記号はオーケストラ楽譜、練習曲楽譜等に珠に見られるが、それ程頻繁には出てくる指示記号ではなさそう!先生もG.B.(Ganzer Bogen)全弓の意味が始めてわかったとのこと!

教則本P5 Exercise1 スタッカート

小生は右手弓の持ち方が少し右側にズレ過ぎ、もう少し左手側に弓に近づけるように手の甲部の傾斜に注意。また右手人差し指の弓への掛かり、曲げ方不足、もう少し人差し指第1関節をくの字に曲げ、弓の銀巻き部分(ラッピング、巻き線)へしっかり掛ける。

また弓が第4弦A弦に対して直角になっていない。

もう少し右手肘が下がり、弓の先が上に上がる形、左足大腿部に対して、弓先が移動する位置が下がってしまっている。

左足膝位置より弓先が上でやっとA弦に対して弓がほぼ直角になる。いずれの指摘事項も恐らく習い初めの頃、習ったことばかり。

さらに最大の注意が必要なのは“脱力”手の甲、手の肘、肩の付け根、右指先から肩まで全段に渡って力が入り過ぎ。

最近の先生の小生への指摘はまず力を抜いてとの注意、自らも肩に力が入り過ぎて肩の痛み、手の甲のち狩れ、指先の痛み、それと右手親指の弓箱部(弓の付け根部分、毛箱)の引っ掛かり部に凹みが出来てしまい、しばらく元に戻らないような状態はなんとか修正しなければならない。

只力を抜くと弓の握りが安定せず、中々解決困難。弓も保持と脱力は相反する作業で、正にこれからの課題。練習曲はスタッカートだからといってスピードを早めて弾かない注意あり。

特に2拍目が早くなり勝手であるとの指摘。

3~4回かなり早いスピードからゆっくりのテンポまで練習。繰り返しのやり方が良く分からないが先生からは弓お置いて横に弾くことを強く指摘された。

弓を上にそれ程上げるようには言われなかったが横に弾いてその勢いで直ぐに上に上げて弓と弦を離す形(弾くは横へ、離すは上へ)がどちらかといえば横に弾くことを意識して実施する。

Rpertory2 P2 ハイドン 交響曲第94番ト長調「驚愕」より第2楽章

弓の運びは順序通りでOK、従ってテヌートではアップボーのケースが起こりうる。テヌートだからダウンボーとはあ切らない。

8分の4拍子的な拍数から音の長さ、休止符の長さを注意。

弓使いはやはり、ダウン、アップボーは順序通り、休みで弓位置を動かすような無駄な動きはしない。

伴奏の下音G音C音各々音程注意。

曲途中の最後の音(D部4小節目)アクセントマーク、最初の弾き初めから最大に強くフォルティシモで強く弾く。


2007年7月12日

音階練習 Cmajor3オクターブ 高音部素晴しい音程(先生はちょっと褒め過ぎ)但し低音部はダメ、第1ポジション1の左手人差し指の位置が正確さを欠きやり直し。

2オクターブのみ実施したが確かにCmajor第1ポジションの音程がまだ定まらないとはどういうことであろうか!

奥様が小生のチェロ練習に出かける直ぐ前に2階に上がって来て

「少しは進んでいるか?」

「1万円も授業料払って!」

と問われたが、

「当初よりは音階が弾けるようになったから少しは進んでいるのでは」

と答えたが、現実には最も基本のCmajorハ長調のしかも低音部音階を改めて弾く指示をもらってしまうとは全く本m等に進歩しているのであろうか?!

Amajor音階、これも朝の自宅練習ではしっかり練習してきたつもりであったが、最初のG弦拡張、D弦拡張はOKであったが、A弦でのド♯が不明になってしまって上手く進まない。

先生から自分の好きな位置で弾いてもOKという皮肉をもらいながら、実際には第1ポジション シド♯レ 134指の後、第4ポジション ミそれの拡張でファ♯ソ♯ 34指、ラのフラジオ3指の基本ポジションと指使いの関連を改めて練習。中々残念ながら頭に入らない自分にもどかしさを憶えるようになってきているが、何とか廻りの雑音、皮肉、非難を乗り越え頑張ろう!

教則本P10 Scale 1 

スラーでの旋律的半音階の練習、特に問題無し。

Scale2 Sp=Spitze 弓先で弾く練習、取り敢えずラの音だけ弓を動かし弾くのを先生が各生徒を回って個別にチェックされる。小生は手首が弓に対して直角より開き過ぎ、もう少し弓に対して手首全体が直角気味に保持すること、弓と弦との角度が90度に当てることを指摘された。

これは自分ではOKと思っているところよりももう少し弓先が上に上がり気味で90度より小さ目に自らが感じる。

次の指摘は肩の力を抜くこと、残念ながらこれも基本のところの指摘、段々注意が厳しくなるがしっかり受け入れて我流にならぬ注意必要!!

その他にラ音からミ音までの上昇音ではクレッシェンドしていくのが自然であり、その通りの自然なクレッシェンドを表現する、そのためには最初のSpの短い弓使いから最後のミ音のあたりは弓の半分程度まで弓を使ってクレッシェンドを強調、弓の移動量でも表現出来る。

弓の返しの時、弓の移動量は行きに対して基本的に同じ移動量で返す。小節の頭の音に強拍を置いて3拍子を自然に感じさせる。

Scale 3 

16分音符を4分音符=82のスピードでM=Mitte 弓中で演奏

これはほとんど手首のスナップだけで演奏するのかと思っていたが、先生は特にそのようなスナップを効かせた演奏というよりは肘と手首(肩を起点にして)要するに右手弓は腕全体の小さい動きで演奏する。

これもテクニックというよりも基本の弓の移動量の如く短めの腕に振りによる演奏と心得たい、但し音符の数が増える程に脱力は更にしないと速いパッセージに弾きこなせない。

との先生の指摘。脱力は確かに自ら速いパッセージを引きながら肘、肩の動きと脱力を試みたところ、先生は”そう!””OK!”と言ってもらえた。

余程明確に力が入っていることが、右左腕共に明らかに外見的に確認出来る程力が入り過ぎているのだろう。

脱力!脱力!ここでもう一度確かに初歩の弓扱いを習った頃、確り脱力するよう教えて頂いたがまだまだ脱力不足!残念!改めて脱力に注意して取り組もう。

Rpertory2 P16 サンサーンス 動物の謝肉祭より「水族館」

 各小節左手指押さえポジションがいくつか順番に答える。

 第1パート

第1小節 3ポジション♯、第5小節 2ポジション♯、第6小節 第1ポジション、第21小節 D弦3ポジション♯、C部第25小節 第4ポジション、第29小節 フラジオのミ音を一指で8拍、第35小節同じくフラジオのミ音 弓はダウンアップボー返しで、第37小節 3ポジション、第38小節 フラジオのラ音 3指で、第39小節 A弦レ音の位置で1指でフラジオ。

   Con Sordino=弱音器を装着して演奏

 Senza Sordino=弱音器を外して演奏

 pp Con Sordino=指板に近い所で弓と弦を合わせソフトに演奏

。  Sf スフォルザンド=その音だけ強く演奏

第12小節 下のミ音からオクターブ上のミ音にスラーで継なぐ演奏、素早くD弦下のミ音左手1指をA弦に移動させ、A弦上を滑らせて高いミ音 2の指のポジションまで運び、右手弓はそれに合わせて滑らかに継ぐ。これは本当に難しい

  第2パート

第1小節 D弦4ポジション、第2小節 D弦4ポジションから1ポジション、第4小節 3ポジション♯、第5小節 2ポジション、第6小節 2ポジション、第25小節2ポジションから3ポジション、第26小節 4ポジション、第31小節 pizz=ピチカート 4ポジションのまま、弦はD➔D➔G➔Aに移動、さして困難ではない、第35小節 休止符の拍数を確りカウント、間違えて早くでない、遅くならない、第37小節 2ポジション♯。

2008年7月10日

音階練習 Cdur、Ddur、Bdur A弦の指使い我流で修正、シド音拡張ハーフポジション左手1、2指、レミファ音3ポジション♯で1、2、4指、ソラシ音1、2、3指で1~2指間間隔広め、2~3指間は1~2指間の半分。

教則本 P21 Warming Up C① 開放弦と4指全部押さえの練習、A弦ではD弦の形のまま肩から腕を後側水平方向に廻すことで、又小指4指を出来るだけ第1関節をフラットにして弦をベタっと押さえることで指だけの移動を避けスピードを向上させる、但しG弦はD弦に1、2、3指を残し押さえたままで小指4指のみG弦を押さえ、スピードを確保する。

教則本 P23 Exercise 2 出来るだけ各音符の長さを保つ。後半部1ポジション位置上がり気味にならない、特に最後から2小節目はスタッカートの如く切らないで4分音符長さを十分取る。第3小節目の付点のリズムは軽やかに。

2組に分かれて半分ずつパート練習、交替して演奏。また一人ずつ交替演奏。

Rpertory2 P22 モーツアルト ピアノソナタ 11番イ長調 出来るだけ美しく、他のパートの音を良く聴いて、特に2パートは1パートの動きに確り合わせる。繰り返しなしで2グループに分かれての合奏。

その後1名ずつ2グループの演奏。関根・熊谷組は残念ながら音程が中頃からズレが4小節程度連続してしまう、また繰り返しから最後2小節まではしっかりインテンポで、その後リタルダンドに変わるまで完璧である。

我々のグループは小生が1パート、石井さんが2パート、スピードが美しく揃わない、その後は良く合ったが、残念ながら美しく響くというわけにはいかない。

その後一人ずつ2パートに分かれて演奏したが、残念ながら良く響き合うといった演奏にはならなかった。

次回もう少し他の人のパートを良く聴いて合わせる努力をし、もう少し美しさを狙った音出し演奏をしよう。


2009年7月8日

音階練習 Cdur3オクターブ、Edur 1ポジション1指をまず確り押さえて演奏、ポジションの連関表を頭の中に入れる必要があり、コピーを取り、ザScale集の最後のページに追加、これからはこの表をしっかり見ながらポジションを明らかにしたい。

トロイメライ 午前中、孫が吹き出物を額に出して来宅、しばらく孫と共にチェロを弾き、その折楽譜を見てドドソソの歌を歌っていたのを忘れ、譜面台にトロイメライの楽譜を放置して教室に出かけ、始めて楽譜の忘れのミスをしてしまった。

本日以降本番まで残り6回しかない。お隣の三浦さんに楽譜を見せてもらいながらの練習。

MM=42~50程度のスピード、繰り返し有りで何とか最後まで縦の揃いは不完全ながら演奏。2回目は中間高音部の所で演奏不可になり中断。3回目少し早めMM=50程度で先生が1パートを演奏、2パートは1パートを良く聴いて和音のハモルところ、2パートの聴かせ所などを確認。

本来は縦線の合わせをしっかりというところがまだ上手く合わせられない。

下パートは上パートを良く聴きながら、上パートも最初の出だしドファー伸ばすところを下パートファファと出た所でシンコペーションの半拍遅れてミファラと出る。お互いに別パートを良く聴いて演奏すること。

録音するなり、メトロノームに合わせるなりの練習要。

下パート ドレドシソラファー たっぷり歌うところ、その時上パートは良く聴いて次に出ることが必要。もう少し良く練習をして合奏に臨むこと。

少なくとも自分のパートは完璧にしてから合奏に臨む。全員が独奏ではないので、お互いのパートを良く聴いてそれに合わせて始めて音楽が成り立つ。

縦線はまず合わせて各パートは歌うところをよく聴いて合わせ、ハモリ、強弱を付けて音楽を作り上げていくことが大切。当日本番(9月5日ヤマハ銀座仮店舗ホールでの先生の教室メンバーだけの発表会)服装は白シャツ(ネクタイ)黒パンツ、女性も男性に合わせるかとのお話し。

スラーの8分音符の繋がりは次の音は確り音符長さに伸ばしてタップリ歌うように演奏する。上パートを確り聴いてハモリ確り合わせる。

最後は亀井さんの頭を振り下ろしたところで最後の音を合わせる。弓も亀井さんが離すまで例え弓が終わってしまっていたとしてもしっかり押さえておき合わせて弦から離す。縦のラインがやっと揃いつつある。

まだ2パート10~16小節当たりで、3拍半の出だし、タイのラ音1拍分など、音長さで上パートと合わない。2パートの音長さ不正確要注意。


2010年7月1日

朝は自宅で10時半から11時半まで練習、その後教室でも開始の1時間前はクラスがないので、開始30分前に到着、練習。

音階練習 Cdur、Ddur 拡張のC弦、D弦とD弦、A弦の指間隔を確り変えないと返りのC弦、G弦が音程低くなり、行きのD弦、A弦は逆に高くなる。FdurはOK。

教則本(2010年から新しい教則本4冊目)Chapter 14 Warming Up A 2  ソレラ、ラレソでは各音、ドンブラコー ドンブラコーと揺れるが如く右手弓の動き滑らかに。

先生の右手を良く観察すると各弦で弓との直角を守り、素早く弓の角度が変化し弦に触れていつ間合いが長いように思われる。小生も弦に対して弓の直角を守ろうとするが、先生のいうドンブラコーの円弧を描く運動で各弦に触れる間合いは非常にすくなく感じられる。

ドンブラコーの円弧よりカクカクカクと各弦直角方向の弓の動きの方が優先されている印象。各弦に触れる時間が出来るだけ長く、空を切っている時間は出来るだけ短くが滑らかさ表現では大切なところと思われる。

弓は重心近くを使用し最後の音は十分な長さを保つことが重要。段々に遅れていくのでメトロノームに合わせ、その幅の中に3等分に入れること。右手弓は出来るだけ力を抜いて滑らかに。

教則本 Chapter 14 Warming Up B 2

拡張時の左手人差し指曲がりの指摘、十分伸ばすというより、自然に人差し指を伸ばした状態で弦に対しては斜めに指先が接触している印象。

左手の指が出来るだけ弦の位置上に保持すること。リズムに変化をつけ、8分音符2個ずつスラーの形式と4個スラーの形式で2種練習。

教則本 Scale Adurの音階練習(♯が「ドファソに3個)ボーイングヴァリエーションでは3連音符選択し実施。

教則本 P8 Exercise 3

3連音符の練習、ソ音、レ音は1/2ハーモニクス=フラジオの練習。フラジオ音は実音との差がないように、確り左手を弦の上に置いてから(但し弦が指板に直接触れない程度に)確り弓で弾くことで音のカスレを防ぐ。

実音のフラジオ音との音質の差を取る。基本的に最初から最後まで出来るだけ滑らかに次の音との間を詰めて、左手指を弦上に残しながら繋げる、滑らかさが重要。

いきなり個人の演奏チェックがあり、早めに事前練習をしておかないと教室でシドロモドロになってしまい、良くない。事前の教則本チャプター練習要!

チェロアルバム(2010年年初から新しい曲集、何かと完全に終了しない楽譜本を買い替え購入、これで曲集は4冊目)

P8 アントニオ カルロス ジョビム 「イパネマの娘」 リズムが大切、取り敢えず一回ぶっつけ本番後繰り返し練習。

最初の4分音符はボン、ボーと長く伸ばさない、短めに柔らかく。 D部第9小節~12小節8分音符と8分休符のリズムバラバラ。

最後のコーダ2小節、8分音符のアーティキュレーションと4分音符の3連音符の入り、音長さ不明瞭。4分音符でリズムの括りを付ける指示があり、楽譜を詳細にチェック、小生は1拍をV字でマーク実施。

その後男性は基本の4拍子を手拍子で、女性はその上にイパネラのリズムで手拍子合奏連習、男性も基本の4拍子だが女性に吊られ乱れない注意。

交代して女性が4拍子基本リズム、男性がイパネラリズムでしかも声を出して歌いながら手拍子。先生が男性側につき、手で合図を頂けたので何とか上手くいった。

C部第3小節目、4分音符、8分音符、8分休符 の手拍子は頭の中に入れることを指摘、 A部第3小節目、4分音符、8分休符、8分音符 とのリズム差、頭の中が理解出来たら、やっとその差に気が付く。

先生によるとリズムは生まれて持っているもの、誰でも出来る、何とかなるものということで、まずはメトロノームあるいは誰かに基本のリズムを付けてもらって、それにイパネラリズムを載せる連習を実施するよう助言。

次回小生は土岐の佐渡山陶芸工房に出かける約束があり、3週間抜けるがしっかり練習要!

自宅での練習はヤマハのエレクトリックチェロをアンプ無しの静かに練習。

音量は普通のチェロに比較して1/10程度、微妙な音のニュアンスは聴き取ることが困難ではあるが、左手指押さえ、あるいは右手弓のボーイングはそれほど違わないので、音量の少なさだけで、この方式を選んでいる。

それでも暑い日など窓を開け放しては練習出来ないので、我が家ではほとんど使用しないクーラーをこの時だけは使用しての練習。

同じ教室の亀井さんは同じくアコースティックチェロでは練習せず、専らエレクトリックチェロ(サイレントチェロ)をイヤーホーンを装着して練習しているとのこと。

皆さん確かに練習は苦労されている!!ご苦労さまです!!


2010年12月27日17時30分

階下の奥さんより

「その技量で消音器も装着しないで、誰に聴かせようというの?!!階下は天井全体が響いて五月蝿い!!!」

反省 調子に乗ってアコースティックチェロ(昔からの木製チェロ)をギーギーガーガーやってはいけない。アコースティックで練習する時はせめて消音器を装着励行。この消音器もさして音は消せないので、やはり練習はエレクトリックチェロでやる方が、他の人の迷惑を掛けることが軽減される。

また足で床を踏み鳴らしてリズムを取る癖が付いてしまっているが、楽音に加えて、足踏み音が和風家屋では階下に響く。これも合わせて注意しよう。さもないと楽器演奏禁止の大号令が下される危険がある。


2011年7月14日 またまた目出度くもない小生の誕生日

音階練習 Amajor、Bmajor 小生のサイレントチェロは指押さえの位置が既に跡が残り、そのために、それを目安に音程を取るのが非常に容易くなっているが、教室のアコースティックチェロ(暫くはサイレントを使用していたが、教室の利益が出たか、本格的チェロに交換された)は新品で、基本的に自分自身の身体で左手ポジションを憶えておく必要があり、Amajorでの左手拡張が上手くなかった。

以後余り指板上の左手指を目で確認することなく、音程が出るように訓練すること大切。


発表会全員合奏の曲「見上げてごらん夜の星を」

今年も川崎ミューザ市民交流室で8月27日、先生の教える他の教室の人たちも一同に揃って、発表会を行うことになったが、其々のグループ演奏あるいは独奏など終了した跡、最後に生徒全員で合奏して終了するのが本曲であり、その楽譜が先生から配布された。

我々クラスは先生が予め決めておられ1パート担当。主にメロディーと2回目繰り返しで後のハモリの下パートを演奏する形。

2パートは奇妙なハモリのあるメロディーと我々の主旋律の時はお休みで少し面白みに欠ける印象。3パートは低音部といくつかのリズム演奏で興味ありそう。

右手弓の動きは先生から指示があり、それに従う。D.S. To Codaがあり、演奏順序間違えないように注意。

発表会での我々グループの演奏曲 チェロアルバム P20 バッハ「目覚めよ呼ぶ声あり」

早速先生が所要時間を測定しながらの本番並みの演奏、小生はアコースティックチェロは山梨小屋に置きっぱなしで、日頃はサイレントチェロで練習し、アコースティックチェロに触れるのは久し振りであったため、ポジション移動が上手く行かず、途中でダウンしてしまった。

やはり楽器は慣れていないと大変なミスを犯しかねない恐ろしい印象。早く山梨小屋で練習しないと本番は上手く行かないかも!!B部の手間、ドレミがやはり合わない。

C部前のtrのソラソラーー音は揃わなくとも良いが、一旦切って最後ソラシーで終わる音は全員で確り合わせる。

小生は左手16分音符も連続フレーズの中に拡張の指使いがある時、音の粒が揃わない。

同じく発表会で演奏する2曲目 ベートーベン 「Ich liebe dich」

後半16分音符が休みの後、出遅れ。最後の小節ドソミ音は減衰させ演奏が終息するよう音で表現すること。次回練習では更に強弱を付け、音にボリュームを持たせる。

チェロの胴体裏が響くような演奏を。右手弓を強く弦に押し付けてもダメ、弓の幅を一杯に使用し、弓は弦に直角に当て、力は抜いて弦をしっかりひびかせることが必要。

ミューザホールは前回の大森体育施設よりは間違いなく良く音が響くということではあるが、まずはやはり楽器自体を良く響かせることが肝心。

もう一度初心に戻って、弓と弦の扱い、手の動き、弓の持ち方、弓の擦り方など復習すべきである。


2012年7月19日

また教室の発表会開催が迫り、この5月の練習日に選曲。小生は中々手ごわいバッハ「主よ、人の望みの喜びよ」を挙げ、先生が他にもう少し優しいかと思われる「早春賦」「シャル ウイ ダンス」を推薦されて、結局全員で目隠しの挙手にて「主よ、――」に決定。

7月11日よりずっと山梨小屋で基本的に「主よ、――」のみを練習して教室に臨む。

音階練習 Cmajor 「主よ、――」の基本である3連音符スラーとして練習。

Fmajorも3連音符スラーリズムで練習、その後3拍を数えながらのロングトーン練習。

「主よ、人の望みの喜びよ」 山梨小屋での集中連習の甲斐があってか、途中全員合で残念ながらダウンしてしまうことが2回もあったが、長い曲でお隣の演奏が良く続いていたので、これに載っかって何とかなった。

合奏の基本は良く他の人のパートを聴いて、自分だけに没頭・集中しない、自らを離して遠くにいる自分の演奏を、他の人の演奏と一緒に聴くように演奏するよう注意がある。

合図役の亀井さんの123の掛け声で始めたが進む方向がバラバラで止め。

亀井さんから順に各自自らのパートを独奏。

亀井さんは1パートであり、やはり3連音符の3番目の音をもっと長く思った以上に長くしても良いとのコメント。

2パート担当の藤岡さんも伴奏のような音ではあるが、これもある種のメロディーであり、もっと流れるような音作り、滑らかさが欲しいとの指示。

3パートの熊谷さんは基本的に3拍を確りカウントし低音をハッキリと出すこと。

4パート担当石井さんは1パートに合わせてベースになる音を確り、1パートを聴きながら確りリズムを刻み、1パートが例え振れても、確りとフォローすることが大切。

これが合奏の醍醐味。小生の担当は初めから終わりまでメロディーを引き続ける役で、3連音符が切れ切れになってしまっている、もっと大きなフレーズ作りをするような滑らかな演奏が肝要とのこと。

亀井さんのパートを先生が加わって演奏されたら、確かに曲中の合唱メロディー部分が合わせ易かった。

石井さんは付点4分音符を1拍刻みでしっかり演奏しているからということで、我々生徒だけで本番演奏はしてもらいたいが、場合によっては主メロディー演奏を2人で担当している形なので、4パート一人で音量的に負けないよう先生が加わっても良いかと先生が感想を述べられた。

先生に加わってもらったら鬼に金棒、我々に弓棒で万々歳だが、正直みっともない印象。後で演奏を録音し聴かせてもらったが、やはりメロディーパートはズタズタ、切れ切れ、1~4パートは揃わない。

先生の表現では只単なる雑音にしか聞こえないとの酷評。

練習開始前、現在来日中のベルリン・フィルの12人のチェリストの演奏に同じ「主よ、――」があり、アイパッドに録音してくれたのを聴かせてもらったがその滑らかなこと!!

変ホ長調を少し下げた調律で演奏しているとのことで、自らこの演奏に合わせて弾こうとしたが、音程違いが気に掛かり出来なかったとのお話しだが、その滑らかな演奏は見事としか言い様がない。

ほとんどチェロを演奏している様にも思えない、メンバーが12人で演奏しているとも思えない、

やはり4パート3人ずつで演奏しているだろうと想像するが、タイミングの良さ・一致は驚く程である。目標としては到達出来ない高いところではあるが、亀井さんがCD―Rにして頂けることになった。やはり合奏をするためには自らのパートを確り自分のものにして臨むことが肝要。

自らのパートが余裕を持って演奏出来るまで高めておかないと、合奏するのに他の人のパートを聴いて演奏出来るような余裕は生まれてこないということで、更に確実な個々のパート練習励行。

この日の最後の練習を熊谷さんが録音してもらえたが、画像も音声もなんという優れモノ!!教室が終わって聴かせて頂いたが、何とした合奏!ほとんどタイミングが合っていないバラバラ、メロディーはやはりブツブツ切れ切れ、ほとんど合奏していると思えない代物!!

1ヶ月少しで本番、本日朝は猛暑で汗カキカキの閉じ込め部屋での練習、更に更に頑張らねばお話しになりません。

尚子がヨーヨーマの演奏会に孫を連れて行きたいとメールしてきたが、これはダメで、小生の発表会なら大歓迎と言っておいたが、本番でどんな演奏になるだろうか?!


2013年7月11日

35度の真夏日が4日連続、2階の部屋でエアコンを28度に設定、締め切って練習後、教室へ。

新しい先生の2回目のレッスン、前任の先生は出産でお休み、復帰したいと希望されたが、教室側が断り先生が交替された。

また発表会を8月31日に設定、演奏予定の曲を新しい先生に引き継ぎ、面倒をお掛けし、練習を続ける。演奏会発表の曲名はフォーレ「シチリアーノ」

変ロ長調音階練習 A弦♭シドレ、小指位置を目標にしておいて、次の1指A弦上をスライドさせレ音の位置に移動、レミファ音を弾く。

音階練習で左手構えをしっかりさせるため、1ポジション1指だけで音階練習をすると左手形状を音程の関係が良く分かる、4ポジション以降は親指が伸びていく形、その前は人指し指の裏側に親指がある形式を変えないでズラして音階を取っていく、半音階ずらし、全音階ずらしを身体で憶えて行くこと大切、

本日は「シチリアーノ」の転調部を徹底的に絞られた。

未だ我々は音を出すのに精一杯のところを、音楽性が求められており、大部荷が重そう。

ロングトーンは出来るだけフラットに奏するまた手元の弓は使わない、弓先で演奏する。

4、5、6パートは出来るだけ音は大きくしかしビビらないこと、また弱くなり過ぎると弓が踊らずしっかり単調さを継続して奏する、部分的に聴かせどころは確り全面にでるように。

1、2パートは本来の作曲のピアノ伴奏パートを担当し、1パートが主メロディーであるが、確りリズムを刻む手法で音を出す、余り大袈裟には歌わない。

最初のロングトーンをそのまま持続するような響きが良い、途中移弦などが1、2パート共に出てくるとリズムがバタバタ感が残念ながら表れてしまう。

移弦は重音で2弦を同時に奏するイメージでその音に無関係な弦側の弓をほんの少し持ち上げる形で演奏する(移弦のスラー表現奏法)よう確り表現せよ。

4分音符、8分音符のスラーは移弦表現で出来るだけ滑らかに、又1パート一人で半分毎に分担したが、二人で演奏、但し出来るだけ小さな音、そのためには弓の手元は使用しないで、弓先から中間のところで弾く。

特に54小節目ミーシミーファ音オクターブ下の音では手元に力が入り過ぎはダメ、滑らかに。変調部の1パートは二人合わせてPP音であるから、一人は出来るだけ小さくするが、しかし、確りは歌う。

2パートは確りリズムを取り54小節、60小節など付点4分音符は余り大袈裟に歌わないでリズムを取る感覚で演奏20回x5講座=100回ぐらい練習すれば絶対に上手くなる!!

自主練習のシミュレーションで一人が確りリズムを取る役割をすれば(その間演奏はしない)合奏は良くなる。

足踏みリズムが二人同じ音を出しながらバラバラ、途中で合うのはNG。4重奏などで自分のリズムで足踏みをし、合わないのを見かけるが良くない、基本的に足踏みリズム取りは止め!!本番で上がることのないように練習中にしっかり上がりを経験しておく。

舞台に上がる前にまだ逃げが打てるから上がってしまう、舞台に出てしまえばやるだけということで度胸を持って臨むしかない。

もっと音楽性を確り出す。スピードは8分音符=114目標、8分音符=100は少しゆっくり。8分音符=104で練習。

全体を通して最後の部分は曲で最も大切なところ、1、2パートは8分音符のリズム、分散和音練習の努力必要、しっかりリズムを崩さない、次回は全員がメロディーを確り身に付けるため主旋律を演奏して見ようと先生が提案。

チェロアルバムにシチリアーノの楽譜掲載があるが、中間部が欠けたもの、次回先生がコピー楽譜持参される。

ピチカートは親指を指板側面に付けて人差し指1本で弾き分け、スピードが速い16分音符は特にこれが必須、8分音符の時は手首全体が離れても良いが、基本的に親指は指板に添えて演奏する。

今回のような分散和音で段々音が高くなる上昇音階では、最初は小さく、最後に強く一番最後の音で親指が離れても構わない、ピチカートは弦を押さえる左手が大切しっかり指板に弦を付けるため左手肘はやや上がり気味で確り指先が指板に当たるように押さえる。

今回の曲は大変な難曲、リズム感はシンプルな印象ではあるが、その分逆に難しい曲。  



了                                                                     




Written by Mr.Takeda

('13.12.24.)


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